上には上が・・・

先日、今年tmユーザーさんであり、tmのお取り扱いをいただける事になった販売店さんの方からメールを頂いた。

 

昨日〇×の新型車を乗ってきました。

(tmを知った後では)あんなに素晴らしいと思っていた〇×がとても平凡な車両に感じます。

バイク超初心者の息子ですら〇×はパワーが無くてエンジンの操作はしやすいけど前に進まない…という評価でした。

 

と、それまでお取り扱いされておられた他社の22モデルとtmとのり比べられた報告をいただけた。

 

同じ話は他でも過去に何度繰り返されてきました。

と、いまさらと言いませんが、tmを知るまでは素晴らしく良いとか、最高とか信じていたバイクが実はごく普通のつまらないバイクだった。って、事に多くの方が感じるようです。

すると、それが「とても悔しい」って思いになる方や「なんでもっと早く乗って見なかった、知らなった」と、悔やむ方も沢山見てきました。

余談

26年前、まさしく自身もtmに初めて乗って同じことを感じ、驚いた記憶は今でも鮮明です。

 

他の趣味も同じで、新しく始めた趣味に夢中になればなるほど「なんでもっと早く・・」って、言う思いに駆られるものです。

それと案外と一緒ですかね。

 

でも、それは仕方ないのです。

他車とて悪いバイクではないのですがtmはその遥か上と言うよりレーサーを目指したマシンであり、最初からレーサーとして生産されているのですから、トレール化が進んでいる今のマシンとは比べること自体無意味なくらいマシンの質も性能も違うのです。何より操縦の楽しみが全く違います。

 

例えば昔の〇×もレーサーとして素晴らしかった。(と、思います)

でも、時代が流れ、レース(コース)も変わり、乗り手も販売側もかわり、そして何よりメーカーが変わってきた結果です。

成長する、させるのが企業であり、経営者としての宿命ですから販売を伸ばし、売り上げを伸ばすための効率化、コストダウンは当たり前。

当然、生産されるマシンも変化してきました。

性能、材質を意識的に抑え、コストを下げる。

それは結果、見た目の値段も下げる事を可能に。

して昔は無かった性能を向上させるオプション部品をメーカー自身が販売する事で売り上げを伸ばす。

現在の多くの車やバイクメーカーの手法というか、セオリーです。

 

tmとて成長は不可欠

企業は人を雇い、税金を国に納める事で社会貢献するものです。

それに加えてtmは独自の哲学と言うか?ポリシーをもって今に至ります。

それは「最高峰の市販レーサー、エンジンの製作」。

このポリシーが最初にありますから材質や性能を落とすコストダウンは最初からtmのマニュアルには存在しません。

ですから、後から性能を向上させるオプション部品など最初から存在しない。

そう、最初から最高峰。

 

そんなtmとコストダウンで製作されたバイクとは乗り比べたら一目瞭然というか、一乗り瞭然。

 

ただ、十人十色ともいわれますし、上を見ても、下を見てもキリがない。と。言う言葉があるように感じ方も、バイクに対する思い、要求も人それぞれ。

 

ただ、tmに乗った事もない、見た事もないにもかかわらず否定される方も多い。

アンチtmと言う部分でしょうが、実はアンチ上坂って部分かもしれません。

また、tmに乗られたことがある方でもきちんと整備されていないtmや間違ったセッテングされたtmに乗られて異なる印象を受けておられる方も多いのもまた事実。

 

どの様な業界も同じでしょうがオフバイクの世界も難しい。

弊社が変わらずにtmを26年継続できているのはtmファン、見識の高い販売店さんに支えられていたのは間違いない事実ですが、tmと言うマシンの絶対的に高度な乗り味、性能、信頼性そして何より「tmは愉しい」のが大きな理由。

 

時に人は悔しい思いをしないと中々勉強しない、して勉強しないと人間成長できません。

そう考えるとtmはそれに気づかせ、大人にしてくれるマシンでもあるかもしれません。