先月2022tmが発表になった。
例年より三月も速い展開に新マネージャーのやる気が垣間見えるが、イタリアに行けない中では必要な情報が少なくて靴の裏から足を掻くようなもどかしさを感じる。
そう、26年継続して繰り返してきたことを急に変えられると昭和生まれのオジサンは結構焦る。また、直接会えるなら良いがコロナ禍ですからそれもできない。
ま、愚痴を言っても仕方ないがtmが言うように21モデルはこの状況下でも売れたという。それは弊社も実感しているが反面、原材料確保が大変らしく(特に半導体、電装部品)当社にも部品供給の依頼が来る。
それもあり早い展開、予約、受注が必要なのはよくわかります。
まさしく、「変わらない為に変わらなくては」という部分でしょう。
変わらないというのは、変わらないユーザー・サービス、そしてtm関係者の生活の確保。
つまり、存続が最も大事だという事。
加えてレーシング・コンストラクターのtm社は速いマシンを開発しなければならない。
それを継続するための変化、改革ならばその関係者の一角である弊社も同調しなければなりません。
良いとか悪いとか、認める、認めないを。等と言っている時代でも場合でもない。
時の流れは止まらない。日々、人も成長していきます。
黙っていても変化していくわけですから新陳代謝は必要になるでしょう。守りは衰退と同意語です。
まして今は世界中で感染症の真っ最中。気候変動からの災害等何がこの先起こるのかまったくわかりません。
まして、日本だけが特別な時代は既に過去の話。
余談
日本だけ特別と言うのは世界の4メーカーの所在する国。世界の技術先進国、黄金の国、神の国ジパングと例えられて来た部分。と、言い換えてよいかも。
と、何やらヨタ話にはふさわしくない話になってしまいましたが、今、アマゾン・プライムのSUITSにはまっている。
訴訟社会のアメリカのドラマと言えるのでしょうが依頼人の為(自分の為)なら法ギリギリは当たり前で相手を陥れ、仲間すら利用し裏切るなどは当たり前が普通の出来事。まして、犯罪すれすれも当たり前。加えて男女間の恋愛模様の激しさと割り切りというか変わり身の速さ。
加えて自分の主張を絶対曲げない。その主張の為に自分を助けてくれる弁護士をも提訴するなんて甘々の日本人には想像すらつかない。
言い方を変えるならその時、その時本気、本音で生きている。
その過激さ、スピード感はとても新鮮。
TVを見ているだけの我々には「面白いドラマ」で済んでいますが実際のあの渦中では私なんかとても生きていけないし、生きていく自信はない。
と、言うか人様にあそこまでできない。言えない。
ま、ドラマですから誇張はあるでしょう。でも、アメリカ社会その物なのでしょうね。
余談
大昔、LAのお寿司屋さんの日本人の職人さんの話。
暮らし初めて日本とは何から何まで違いすぎてすぐに嫌になって日本に戻った。が、一端アメリカを知ると日本の不自由には我慢が出来ず今はアメリカ以外考えられない、との事。
ただ、上司であろうと、年上であろうと両手をポケットに突っ込んで敬語どころか、かなりひどい言葉で会話というか?やり込めるというのは?
ま、と、言いながら自分もいつもポケットに手を入れていますが。
弊社も96年から26年間良い事も、悪いことも含めて様々な出来事がありました。でも思えば悪い事等は思い出せない。
ま、何があったとしても26年間継続できたことは現実であり事実、それを可能にしてくれたtmそして弊社のお客様には本当に感謝しかない。
さて、tmを変わらず日本に紹介するにはどうしたらよいのか?
如何すれば成長できるのか?