お疲れ!

待望の125と144のFi(燃料噴射)が入荷。そして無事にテストを終える事が出来、今ホッと一安心。

マシンについての詳しい事はインプレを参照いただければ幸いです。

 

21モデルにてtmはついに125、144、250そして300の2ストローク・エンデューロ・マシンすべてにFiを装備しました。

ご存知のようにここ数年250/300は試乗車として紹介。そしてすでに3年の歴史、実績を持っています。

そして今125/144Fiマシンを知り、触れて手前味噌ながらtmと言うメーカーの技術力の高さに改めて驚いています。

そう、2T125/144という小排気量レーシング・エンジン+Fiをとても高い次元というかすでに完成したと言えるほどの完成度だからです。

まさしくonly tm。

 

2ストローク250/300がFi化されたのは19モデルからですが、その19モデルは明確にキャブレター仕様とは違っておりました。

完成度の高い2T+キャブ、しかもtmの2Tですから比較するのは酷な話なのはその時点でも承知していますが、それだから、tmだから故にtmのインジェクションに期待していました。でも、その時点では僅かながらもはっきりキャブ仕様かなって感じましたが。

余談

つまり、当方がキャブに対してFiは?と、言う部分にこだわる理由。tmのエンジン・フィーリングは素晴らしいと信じているからです。もし、キャブの方が良かったら?と、考えのが怖い。

 

しかし、現在はtm 250/300は毎年何度もECUがアップ・グレードされ今年の250/300Fiは実に自然であり、パワーもトルクも何よりフィーリングがキャブに匹敵するマシンなのはお乗りになられればお分かりかと思います。

余談

19のユーザー様にもすでに新ECUとして現在と同様にアップ・グレードされています。こうゆう部分は電子制御っていいものですね。

 

そして21より125/144もFi化となりました。

いきなり高い完成度と共にやってきましたが実は予定より入荷が遅れました。

 

開発に時間がかかったと思われるのはピーク・パワー、パワー・デリバリーそして何よりスロットルに対する追従性。ライダーの要求に、スロットル・ワークに忠実か否か?

フィーリングは自然か?と、言い換えてよいと思います。

 

何より時に3次元となるオフロード走行の複雑さに対応するためです。

頻繁なスロットル・コントロールもそうだが低いミュー路面に対するトラクションを確保するよう僅か、静かなスロットル・コントロールでのパワー、トルク・デリバリー。

ジャンプ、ギャップを飛ぶときのタイミングを合わせる等のスロットに対するレスポンス。

つまり、一般公道の加減速と比べるなら比較できない程頻繁にスロットル・コントロールが必要になる。

 

当然、何度も“催促”しました。

回答はユーザーに満足いただけるように今少し時間がかかると言う返答でした。そして、最終的には3月末に完成したのです。

 

現在の状況から日本に到着したのは4月30日でした。折からの連休から弊社に到着したのは5月中旬になり、やっとテストというか試乗が実現しました。

 

そして今、テストを終えて納得できました。同時に待ってよかった。と、言う安どの気持ちです。

 

125という小さな排気量、そしてレーシング・エンジン+Fiを装備は他にありません。

チューニング・レベルの低いトレール用エンジンならそれほど難しい作業ではありません。

また、排気量が大きければ楽です。

しかし、小排気量にて競技に使用、勝という部分で言うならそのパワーを引き出す。また、ピーク・パワーもそうですがパワー、トルク・デリバリーが何より大事。

でもそれが難しい。

まして、同じ125/144での最大のライバルとして最高峰のtmキャブレター仕様が立ちはだかりますからなおさら。

tmにとっておなじメーカーとしてキャブレター仕様より遅い、劣るなど許される話ではありません。

 

しかし、試乗を終えて目の前にある125/144Fiはその全ての心配事を吹き飛ばしてくれました。

 

一つだけ、ハイ・スロットル故にスロットル・ワークがキャブレター仕様よりシビアってくらいでしょう。

ま、これは慣れの問題。実際、走っているときは気になりませんでした。と、言うより気が付かなかった。ただ、ヌルヌルの登りでキャブでは気にならなったがレスポンスが良すぎるように感じます。

 

この高性能、パワーを味わえるなんて想像もできませんでした。排気量を考えれば実に健気。

だから、走り終わって思わずシートをポンとたたきながらお疲れ!

って、言ってやりたくなる程、親しみがこみ上げます。