全日本スーパーモト選手権

 

3、4日は千葉県茂原ツイン・サーキットにて全日本スーパーモト選手権の開幕戦。

 

tm racing Yokohamaさんのスーパー・モト・チームよりtm450SMXがエントリーと聞いて応援に出かけました。

しかも、日本最高クラスとなるプロ・クラスに2台、S2クラスに1台の3台エントリーですから行かないわけにはいきません。

 

モタードのレースには2002年頃モタード人気に火が付いた時代、そう丁度tmに加えてVORの輸入販売を手がけて間もないころにVORに誘われてヴェネチア近くのサーキットに出かけた事があるだけです。まして日本のレースは初めてでした。

 

当時のモタード人気は異常ともいえる程過熱していました。

たしか、朝9時頃には会場に入ったのですが、何せ参加者の数が半端ではなく午前中を超えて午後になっても予選、予選と一体いつ決勝レースが始まるのかと、さすがに飽きていったんホテルに帰って昼寝したほどの賑わいだったのをよく覚えています。おまけにアナウンス、パンフレット等がイタリア語ですから何が何だかさっぱりわからない。

余談

何しろ最高峰の決勝レースが夜中の12時スタートなのですから、そりゃ、見ている方だって疲れますって。

VIPパスを頂いていたので会場、パドック共にどこにでも自由に出入りできました。

当然、会場のいかなる場所。つまり、完全なチームで確保しているトレーラー・ハウス、トランポなどの駐車場も含みます。つまり、観戦にも良い場所に止めており、トランポの屋根から観戦したり、レースの合間は中で休んだり。

そう、予選などを終えるとガール・フレンドに付き添われてトレーラー・ハウスの中に。

しばらくして出てきたと思ったらレース後と同じように汗ばんだままで出てきたりする場面にも出くわします。しかもライダーの彼女たち大体、胸がのぞいている!と言ったかわいい子が多いのでオジサン目が離せない!

 

うらやましいほどタフです・・・。

 

今回、日本でのスーパーモトのレース観戦は初めてでした。

時代も場所も違いますから規模もレベルもくらべものにはなりませんが、スプリント・レースならではの熱い戦いはエンデューロの世界では見る事が出来ない、中々得がたい世界でとても新鮮でした。

 

S2クラスに参加されたtmライダーのM氏はタイム・アタック(TA)1位通過。つまり、ポール・ポジションから予選ヒートに挑みます。

しかし、転倒から予選ヒートは11位と少々残念な結果でした。

次の決勝ヒートは予選ヒートのフィニッシュ順位でのスタートですからほとんど最後尾。

でも本人さん「他より大体ラップで2秒速いので一周に一台は抜きますよ。」

と、スタート前にはそう語っており、実際見事に有言実行を見せてくれました。しかし、ほとんど最後尾スタートではトップ・グループに追いつく事は難しい。

一周60秒に満たない短いコースですから2秒違いと言うのはとても大きい。しかし、周回数が少ないといくら2秒早くとも前を走るライダーとて必死に逃げるわけですからそれらをかわしトップに追いつく事は至難の業なのも事実。

最終的には8位でフィニッシュ。

 

画像はそのポール・ポジションでのスタート前のショット。sm2

 

プロ・クラス(MX、ENで言うなら国際A)はH氏とE氏のお二方。

H氏は昨年S2のチャンピオンから今年プロ・クラスに昇格した方。

つまり、最高クラスでの初レースですから、スタート前は結構ナーバスになっていたと思われます。実際、表情も走りも固く見えました。

その固さの他もあるのでしょうTAの結果は順位15位フィニッシュ。

 

しかし、それで固さも取れたのでしょう。

予選ヒート12位。

決勝ヒートはTA、予選ヒートから比べたら随分と乗れています。徐々に順位を上げ結果8位で開幕戦を終えました。国内最高峰クラスの初レースにおいて一桁フィニッシュとはすばらしい成績と言えます。

体力的な課題もあるとの話でしたが、SMXに(特にパワー)に慣れてくれば5位以内以上も近い将来可能でしょう。

ちなみにこのクラスの出走は17台。

 

E氏は最も若手。

また、走りのセンスは戦略化の風格が漂っています。つまり、大胆にみえますがマシン・セッテングは神経質に感じるほどしっかり、そして細やか。

余談

確認し忘れましたが、彼らそれぞれが専用のメカさんがそれぞれのマシンを整備しています。国内エンデューロの世界では見た事のない状況。

実際、ライダー&マシンの消耗が激しいスプリント・レース故に走行後ライダー自身がマシン・メンテは基本無いようです。

 

E氏のレース。

TAは6位、トップから1.5秒程ビハインド。

予選ヒートは様子見?なのか、余裕も感じて走りに派手さも感じさせませんので順位はあまり記憶にないのですが決勝ヒートの5位争いはまさしく手に汗握るデット・ヒートを見せてくれました。

そのバトルは最終ラップの1コーナー進入でE氏の後方の6位ライダー(つまり、バトル相手)と接触転倒で幕が下りましたが、実に見ていてエキサイティングなバトルを堪能でき久々に自分の中にもアドレナニンを感じました。結果11位フィニッシュ。

 

全日本スーパーモト、確かに盛況とは言えないが根強い人気があるようです。

慣れたオフにはない雰囲気はとても新鮮でしたし観戦も愉しめたので次戦の九州大会も出かける気になっています。

 

今年はF1もおもしろそう。また、モタードという新たな世界も見る事も出来ました。

やっぱり、モーター・スポーツ最高です!