ECU

tmによる 2Tのインジェクション化(以下Fi)は19モデルから始まりました。

当初、果たしてどんなの?って、興味深々でしたが意外にもインジェクションだって感覚はなくキャブに比べて全く遜色ありませんでした。ただ時折ちょっと違うな~?ってな部分も確かにありました。

勿論、違和感を覚えるほどではありませんでしたが今回全くニュー・ヴァージョンというか、アップ・デートされたマッピング・データをECUに転送し、試乗してみました。

 

画像はtm装備のECU(エアークリーナーボックス内に設置されています)

 

結論は!

まったくキャブレター・モデルと変わりません。

開けても締めても、パーシャルからのピック・アップも何から何まで全く自然であり、従来感じた違和感も全く感じません。

その従来感じていた違和感と言うのは、吹け残り?って、言うのかスロットルを閉じても時折一瞬遅れる感覚。ま、それも時折ですから大きく気になった訳でもなくそれ以外には違和感などなったのですが。

 

しかし、アップ・デートされたECUによってマネージメントされたそのフィーリングは実に気持ちが良い。そう、五感に全く忠実です。

何より、トルク感というかパワーが2割くらい増強された感じの圧倒的なパワー感というか、濃密で緻密なトルクの大きさにびっくり仰天。

走り出し、少しスロットルを開くだけで感じる力強さは少々衝撃的と言っても言い過ぎではない。

 

また、粘り強さ。

従来のマッピングでもFiならではの粘り強さは印象的でしたが、まったくディーゼル・エンジンか?と、思う程ねばります。

一速でアイドリングのままでクラッチをつないでスルスルと走り出し、また、登りの途中で駐車する際にギャーをエンゲージしたままクラッチをポンとつないでエンストさせたりする場面がありますがRブレーキをかけていないとそのまま走り出すほど。ましてフロント・ブレーキだけですとホィール・スピンするか、路面を掘ってしまう。

 

それと登りの力感の強さ

一速間違える、また、バランスを崩して一端スロットルを開けなおす場面でエンストなどは何方も経験があるでしょうが、スロットルが開いていればタッタ、タっと何事もなく登ってしまう粘りの強さの頼もしさ満点。って、いいますか2Tでは前代未聞。

マップ1でこれほど粘るならマップ2への切り替えなどまったく必要すら感じない。って、いうかテストする事すら忘れていました。

 

林道程度ならスロットル開度2~3割で存分に愉しめます。

それでスピードも全く不満もないし、ちょっと開けただけで快感と呼べるほどの加速をみせる。

そうです、加速の小気味よさに加えてこの粘り、力感も愉しみの一つになる。

正直言って全開にできる場面が全くない。する必要もない。

 

この20最新鋭のマッピングをご希望のユーザー様はお買い求め販売店様にお問い合わせください。対象機種はMY19/20の250/300Fiのユーザー様になります。

尚、これからデリバリーされるマシンはすべて新マッピングが搭載されております。

 

それと混合?

混合にしたいけど?Fiにオイル混合したらどうなるの?パワーがすごいから心配でって、言うご質問があります。

また、オイルの消費が少ない。つまり、混合仕様(キャブ仕様)に比較して使用オイル量が少ない。オイル・ポンプからの吐出量が少ないゆえにご心配でしょう。

ましてFiのエンジン・パワーがキャブ仕様に勝ることがあっても劣りませんから少々心配されるのはよくわかります。

そこでオイル・タンクに入れるオイルと同じオイルを1%(100:1)混合で走ってみました。

 

結果?

いいですね。まず回転フィールがより上質に、滑らかに変貌します。

ガソリンのみの場合は軽快というか、ガスが薄い感覚で回るヒューンって感覚ですが1%混合はフィーリングがしっとりととても上質な回転フィールで、こちらの方が好きです。

勿論、軽快な感覚もほとんど遜色有りません。

 

また、かぶる感覚もありませんから混合使用、悪くはありません。

tmならではの例外的と言うか驚異的なエンジン・パフォーマンスから混合使用に安心感を覚えられるかもしれません。

自分でも1%混合を使用します。

但し、オイル分からインジェクターが汚れる、詰まるなどの悪影響も想像できますので

あくまでも自己責任にて。

 

勿論、混合仕様等行わなくとも問題はありませんのでご心配なく。

それにしてもtm-Fiの完成度の高さは尋常じゃありません。

tm-Fiのエンジン・パフォーマンスは想像の範疇を大きく超えています。