今年の初乗り

先日の日曜日に初乗りをしてきました。

マシンは2T250Fi。

気温12度ほどですから移動だけの一般道のテストが主体だったのでは寒かったですが、山に入ると徐々に汗ばんできます。

思えば2T-Fiはまだ納得するほど乗っていない。また、トラブル報告がありましたが弊社自身で検証していない、実体験していない為にテストもかね、トラブルを探す、もしくは対策品で解決したかを確認するためにマイレージを重ねてきました。

2日間に分けて走った結果、報告が有った、また検案だった問題はほぼ解消されたと判断できます。

たった2日ですがそのトラブルは低速走行時だとすぐ発生するとの報告でしたのでなるべく状況を再現しながら走りましたが、ここまで走って出ないならば大丈夫と判断できます。

 

その不具合が出ると言われる5速ギャーにて70㎞以下で低負荷、一定速にて舗装や一般公道で発生との事でしたので一回30分以上ユックリ低速走行、2速で這うように走る等アクセルを開けない様に何度も繰り返しましたが、正直ストレスも溜まりましたが幸いにもトラブル発生は無し。

 

でも、山に入ると日陰部分には雪がまだまだ残っておりそこはスリリングで愉しい!

また、その残雪の雪の中は良いテストになる事に気が付きました。

同時にtmのトラクションの良さを再確認!

雪の中の速度は遅い反面2速から3速のアイドリング近辺から全開まで使用します。つまり、極低速から一気にマックスまで回すような場面もある。また、回しっぱなし、大きく開け閉めを繰り返す状況ですからかなりエンジンには厳しい。ま、ゲロアタックに近いのです。

 

ただただ愉しいだけ。

また、tmのトラクションが良いのは知っていますが、ちょっと信じられない位トラクションが良いのに改めて気が付いた。

全開としても、戻してもマシンが進むのです。

平坦なところは2速アイドリング+。

でも乗り手の想像を超えてマシンはどんどん進む。春の水分をたっぷり吸った重い残雪をものともしない!

また、フロントタイヤが雪の抵抗から埋もれそうになって、やばいか?と思う瞬間にアクセルを開けると快音と共に雪を飛ばしながら前に、前にと進みます。

 

特に登りの雪深いところなどでも3速全開で入るとフロントタイヤは雪の上をなぞるように(つまり、浮くのです)走破する。

これは痛快でしたね。

テストを忘れわざわざ雪を選んで走ってきました。

余談

HP用にと携帯にて雪の中の画像を撮ってきたのですが何故か?メール転送できませんので画像は無しってことで。

 

してエンデューロ・チックに走行。

つまり、雪のない林道区間をテストに見立てて全開で攻め、その後は次のテストまでの異動を想定して一般公道を制限速度+(つまり、実戦の様に)で10㎞以上走るを繰り返し、繰り返し走ってみました。

 

はっきり言って愉しい。

エンデューロ・マシンでエンデューロの様に走るのですから愉しいのは当たり前ですが

それにしてもテストを忘れて走れます。公道部分以外ですが。

余談

ただ同じ場所を3回目になると飽きてきますが。

 

これほどのパフォーマンスが分離給油で味わえるなど信じがたい。同時に進化を感じますが、基本はレーサー。

気を失うような小気味よくも際限のない加速の先には瞬時に回り込むような薄さを感じますし100㎞を超える速度にてはスロットル一定では薄くなるのはオフロード・レーシング・2ストローク(混合仕様)と同じ。

 

また、アイドリング放置、低速走行が長いとカブリに似た症状も出てきます。

ですから、幾ら分離給油と言っても2ストロークのレーシング・エンジンであることは何も変わらない事を理解して扱わないとならない。

と、いうかレーシング2ストロークの経験があるなら感覚でエンジンの状況、要求度合いが分かると思います。

つまり、マシンとの会話と言う部分ですね。

そう、本物のレーサーのパワーを味わうにはそれなりの知識、経験が必要なのは事実。

一般公道主体、ツーリング主体のトレール・バイクではないのです。

まして2T-Fiにてレーシング・エンジンのパワーを持った分離給油マシンなど他に例はない。

 

アクセル・ワークにしてもそう。

昔の様な儀式みたいな事は必要ありませんが、ただアクセルを開ければよいというものではないのです。幾ら電子制御部分が増えたとしても。

だからアクセル・ワークって言葉がある。スイッチのオンオフではありません。

 

だから何方でも愉しめるマシンではないかもしれない。

だから乗り手を育ててくれるのですが・・。

 

そう何度も言いますが世界のトップライダーが世界選手権で勝つことのできる市販レーシング・マシンなのがtm。

つまり、勝つためのマシンですから当然勝つために必要なパワーも備えている。しかも市販状態そのままで何も足さず、改造も無しに。

 

それなりの乗り手、知識経験の豊富なライダーであれば痛快の極みともいえる走りを享受できます。しかも最上級の安全が担保されています。

 

今年初乗りのtmはFiであろうと、キャブであろうとやはり生粋のレーサーであることを教えられました。

また、同時にtmで遊ぶ山は最高だって事も!