以前にも述べた事があるかと思いますが、あるブログから思わずネタにしてみました。
大昔、先輩より趣味と道楽の違い分かるか?と、聞かれて同じでしょう?って、答えましたが先輩によると人様や家族つまり周りに迷惑、負担を掛けないのが趣味、反面周囲に迷惑や負担を掛けるのが道楽と言う答えだった。
つまり、極論、さらに時代錯誤と、言われそうですが儲かっている会社の社長や高給取りが愛人囲っても趣味の範疇。
反面、パチンコに狂って生活費も入れないなんてなると道楽って話です。
車やバイクの改造やレースにお金かけすぎて家庭内がぎくしゃく等も道楽になるというのは先輩の解釈。
ま、そんなのは如何でも良いのですが。
例えば私事ですが、車を購入した話を何度かしました。
実に気持ちが良い車で満足しています。だから人様に先駆けて夏用のタイヤに履き替え早速慣らしの範疇ながら飛ばしてみました。
余談
例年3月中にタイヤを夏用にするなんてありえないのですが、コロナ同様今年は異常が加速しています。
100%標準仕様、タイヤもOEMですから“大した物”でありません。
しかし、文句がないのです。また、おっさんのスポーツド・ライビングですからたかが知れています。
でも、もう少し、そうほんの少しアンダーを弱めたい!って、願望がムクムクと湧き上がってきました。そう文句、不満ではなく願望!
元が良いからこそ出てくる部分とも言えます。
タイヤとホィールでサイズとインチ・アップすれば何とかなりそうですが、この年になるとそこまではいらない。大体、勿体ない?
しかも制限速度+くらいで飛ばすなら標準が大正解だと思う。
って、いうかよくここまで煮詰めたな!って、感心するほどの出来の良さですが元来の好き者の自分はどうしても操縦性の方に少し持っていきたい。
と、来週の休日にアライメント調整を予約しました!
大体インチ・アップ費用の10%以下の金額ですからお小遣いの範疇ですみます。
また、ダメなら元に戻せばよいのです。大体インチ・アップしてもアライメントの調整は必須ですし。
余談
そのお店も好き者の気持ちを理解していただけ最終的に気に入る、思うようになるまで何度も調整してくれるのがとてもうれしい。して、何より知識、ノウハウ量が半端ではない。だから事故等で元に戻す調整ではなく愉しむ為の調整の場合はそのお店は外せない。
余談
ただアライメント調整後試走、また調整試走となると一日仕事ですが。
これは完全に趣味の範疇でしょう。
でも、インチ・アップ+車高調+ボディー補強+ブレーキ+コンピューター+・・までとなると私の場合、道楽になる。
もっとも、メーカー設計者を超えるほど能力も経験もないので車もバイクもあまり改造は元々好きではない。だから最初から良いマシンが欲しい。
さて先のブログの話です。
皆さんもご存じだともいますがそのブログはhttps://tm144en.exblog.jp/。
見ていただければわかりますが、イヤハヤこの潔さには脱帽するしかない。
と、いうか自分の思う様に改造と言うか、加工される過程のブログ記事なのですが、その内容が前代未聞と言うか、あまり普通の方はしない部分があり、そこまでしますか?いや外さないでしょう普通は?
と、思うような内容を紹介されています。
現在のお話は2020tm250EN 前後オーリンス・ヴァージョンの全くの新車を自分なりにセット・アップされて行く記事です。
一度も乗った事のない新車をエンジンの一部、サス・ユニット以外すべてを分解、注油、加工。
その過程でよりグレードの高い、もしくは信頼しているグリスに入れ替えたり、配線を加工したり、またその過程で構造を確認、軽量化実施と必要ならば調整とレーサーとしてみればファイン・チューンともいえる加工を実施。レーサーとしては王道つまり、参考になる方も多いと思います。
何より驚いたのはエレクトリック・スターターを取り外すコーナー。
付随してバッテリー、電装品も取り外すわけですから相当な軽量化につながります。
つまり、レーサーとしてはファイン・チューンの一環と言えばそうなのです。
が、我々ロートルライダーにはエレクトリック・スターターは奇跡の装置と言うか、必需品と言うか、絶対外せない装置。
つまり、なくてはならない装置なのですが・・。
また、エレクトリック・スターター装備だからこそ販売につながる現在のマシンの必須部分を全く躊躇なく取り外すのは我々ロートルから見たらなんと勿体ない?
いいえ彼にとって彼の中の当たり前。
つまり、“2Tにセルはいらない!”と、いう自分のポリシーに従っているだけですから至ってシンプルな話。
何より自分のマシンですから他人が如何こういうべき部分にはならない。
何を言いたいのか?
うらやましいのだ。ここまで趣味に没頭できる。ポリシーを貫けるというのが。
まったく乗っていない新車状態から好きなように加工する。
じゃ、最初からエレクトリック・スターターが付いてない車両が。と、思われないのが我々にはとてもうれしい。つまり、tmを信頼していただいている。
それにしても趣味に没頭できる姿が本当にうらやましい。