内燃機関

イギリスが2035年にガソリン、ディーゼル車の販売を禁止する。って、いう事になりました。他のヨーロッパ諸国も追従になるのは明らかでしょう。

わが日本はどうなるのか?また、バイクの行方は?

 

正直言って後15年後に私は生きているか?また、車に乗り続けていないかもしれません。だからあまり気にしておりませんが、そのニュースを聞いて「良い時代を過ごしてきた」と、改めて感じました。

車好き、バイク好き、エンジン好きには最高であり、最良の時代を過ごしてこれた事に改めて感謝。

それは現在の車、バイクの進化というか高性能ぶり。と、いうか完成度の高さでしょう。

 

先日、人生最後かもしれない自家用車を購入しました。

今まで乗ってきた車の中で全く不満がない。ディーゼルなので特別速くはないがスムースで迫力ある加速、上質な乗車感に加えて運転もそうだが乗るのがとても愉しくて気持ち良い。

最後に理想の車に会えた!と、満足しています。

 

それとtm2T。

今の状況の中で未だに「tmらしさ」に満ち満ちている事に驚くというか、「流石にtm」と、今更ながら味わえます。

絶滅危惧種と言われて20年も経過している2Tマシンですが、絶滅どころか進化を見せるtmには脱帽です。

 

で「tmらしさ?」

先の与太話で述べた「速さ」であり「パワー」なのは間違いないところですが、現在の、つまり環境問題が大いなる問題の中で生まれたFiモデル。その特にパワーの大きさです。それは、それは尋常ではない位のパワーを誇るのです。

して自然なのです。

Fiだけ乗っているならキャブとの差は全く感じません。

現実にはFi(燃料噴射)はまだ進化の過程であり試行錯誤の中でしょう。でもtmのパワーはとても、とてもFiとは思えない強烈なパワーが生み出す速さにはtmの神髄を見るでしょう。

まるでFiと言え、その強烈な速さを生み出すパワー/トルクはtmと言う存在を象徴している様です。

 

それが伝統のPWKキャブレター装備車両になるとFiモデルと基本設計は同じとしながらもその完成度の高さにまさしく「舌を巻く」。

正直言って、また手前味噌ながらドライバビリティーの高さは圧巻。

回転数と共に湧き上がるように生まれる豊潤なトルク、そして際限なく回る感覚と共に盛り上がる強烈パワーは贅沢である。

でも、これがtm本来の姿。

それが乗り手の意思がリヤタイヤに直結している自然さと同居しているからたまらない。

現在のtm250/300のキャブレター・ヴァ―ジョンは希少価値と同時に名機と言って過言ではない。いや、将来的には名機の名をほしいままにするでしょう。

 

そんな素晴らしい内燃機関たちに包まれて過ごせたのは自分にとって最高の幸せ。

 

2T-Fiはまだ、まだ進化をする。

でも、キャブレター・モデルの未来は?との問いに対する答えはというと・・・。

 今はそれを語る前に。

まだ、tmが入手可能だという事を素直に喜ぶべき。

 

今、tmパワーを存分に享受できるのはtmのシャーシが有ればこそ。

つまり、tm史上最強と言えるのが現在のtm250/300のキャブレター・ヴァ―ジョン。

何より、超ハイ・パワーであり高性能ながら使い勝手の守備範囲の広さはtmキャブレター・ヴァージョンだけのパフォーマンスなのを忘れてはならない。

 

内燃機関の終焉が見えてきた現在。

貴方は何を基準に車を、バイクを選びますか?

乗って愉しい、気持ちの良いマシンであり、もしくは自分のニーズに合った機械だと思います。

だからバイクはtm以外目に入らない。

 

さて電動マシンは?

電気自動車には乗ってみていないので何ともコメントできませんが、10年ほど前スイスまで出かけて電動オフロードを試乗してきました。

内燃機関の、排気ガス規制の未来を危惧し輸入販売を試みようと思ったのです。

試乗後、経営者たちとケーキをご馳走になりながら条件等を話し合いましたが、結論は日本に持ち帰りました。この様な部分では初めて結論を先送りしたのででよく覚えております。

余談

tmは乗る前から。してVORは数十メートルの試乗で即決でしたから・・!

 

試乗には満足しました。

軽いがカチッとした剛性感に満ちたフレーム。ピシッとしたサスペンション。シャープなブレーキも満足しました。何よりエンジンと言うかモーターの力強さは新鮮でした。

ターマックだけの試乗では勿論スムースですし、乗って違和感もなく何より愉しい。

心配していた部品関係ではモーター故の部品点数の少なさ、消耗品の少なさからアフターサービスにも不安はなくなりました。

 

で、何故輸入を取りやめたか?

何より価格。各部使用部品はマルゾッキだったり、ブレンボでしたが、グレードはtmのそれと比べて低い。それとビジネスパートナーになる為の条件。それと航続距離。つまり、肝心のバッテリーが〇国製だったのと言うのが要因でした。

 

今もその会社が有るのかは不明ですが、結局その後、日本はもとより他国でもあまり見なくなりましたからやはり価格的に難しかったのでしょう。

 

正直、もうレースには出ません。でも山遊びはやめられません。

だからtmが造る内燃機関が入手できるなら今はまだ電動も他のマシンもいらない。比類なきtmがそこにあるのですから。

 

ビバ、エンジン!