20tmの入荷以来10月は怒涛の忙しさでした。
入荷、検査、納品そして試乗。雑誌向けの撮影、雑誌試乗そして近郊での試乗会等々ですが何より、2T250Fi自体、私自身初めてのマシンという理由から試乗を繰り返したのが大きかった様です。
それは、同じく初体験だった2T300Fiを先に知ったのが一つの理由。そう300のインパクトが大きかったので250との違いに対する理解に時間がかかった。
って、いうのもあるが250の高速性能というかコーナリングが痛快で面白い。
300はビック・トルクの印象が大きく操縦安定性まで気が回らなかったが250はそう、乗るのが!操縦する愉しさ。つまり、操縦安定性が進化したのでしょう。その軽快な操縦性にに気が付くのが遅かった。思えばブレーキもそうです。20tmは新時代のシャーシと共に進化した操縦安定性と共に生まれた。
また、新製品、新機構のテストって言う意味もあります。
余談
試乗された方のブログによると前から引っ張られる加速の250と後ろから押されるような過疎の300って表現された方がいる。
世界チャンプ開発マシンtm。
つまり、マシンとして高レベルというかハイ・エンドであるtmを私の様なロートル・ライダーが偉そうに試乗して判るか?ですが。
つまり、一般人の低速がどうだとか?サスが云々!が、実際に試乗された方の感じ方が評価につながる。ひいては購入につながるか?と、なります。
ですから、誰よりも先にtmを知らなければなりません。
と、言うよりtmが好きなのですが。
余談
tm輸入元の最大の喜びは毎年のtmに乗れる事!これが継続できる大きな原動力なのも事実。
して、11月の大分での試乗会に向けてバイクを箱に入れて出荷したのだが、折からもう一台の試乗車の300もお嫁さんに行くことが決まってしまいました。つまり、なんとこの時期なのにバイクが、tmが一台もない状態になってしまいました。
ま、最もバイクがなくとも商談には支障はあまりないようです。
例えばメールにて早期予約の為土曜日に伺いたいが大丈夫ですか?って、いう連絡が入りました。
幸いにもご希望の機種が即乗れる状態でもありました。
その土曜日にマシンをショー・ルーム前において準備していますと、お約束の時間にお客様がやってこられました。
ご本人はすでに機種が決まっておいででした。
つまり、サッと見て、エンジンを始動するだけ(しかも私が?)で試乗もされない。
して、見積もり後、何の迷いもなく無事に契約に至ったのですが、tmに限らずバイク、まして趣味のバイクはこういう感じです。
さて、11月の初旬には初雪が降ります。
それは即解けますし、まだまだ山を走るには支障がありませんが、今年の各地の大雨からもしかして大雪と言う事も十分考えられます。
そう、もう今年はバイクに乗れない状態になる場合もある。
乗る、乗らないは別にしても、輸入元に自社のマシンがないなんて、海苔の巻いてないおにぎりみたいなものでしょう。
話は変わってヴィンテージ・・と、言ったイベントが流行りだしそうです。
例えばヴィンテージ・モトクロスとかエンデューロ、またはトライアルですが、世界的にこのような流れがやってきています。
どの様な物か?って、言うなら歴代のマシンを使用して歴代のライダーが走る。って、ま、読んで字のごとくですが、実は興味津々なのです。
これから日本で流行るか?
本州ではそのような流れになってきていますね。
実はそのヴィンテージ・イベントに参加したいって思っています。
が、マシンがない!
以前、ユーザー様から日本で初代となる96tmを125、250といただいたのですが、再生してしまうと乗るのが勿体なくなって結果、再生費用どころか大赤字でしたが販売してしまった!
と、いう経歴がある。
実は、後悔しているのですが・・。
と、言う事でtm(96~99)を処分しても良い方がおいでになればご一報いただけませんか?
できれば125が良いのですが・・。勿論、不動車でも全く問題ありません。
「しょうがないな~」って、気持ちでよろしくお願いします。