試乗会に思う

先日、弊社近郊にて試乗会を行った。

今回、試乗に来ていただけたのはすでに既存のtmユーザー様。tm単体の試乗会となるとほとんどこのような形が多い。

 

実はこれで良いと思っている。

それはヨーロッパの、そう例えばEICMA(ミラノ・ショー)に通算30年間通って感じたのは「これが私たちの来年度モデルです。どうぞご覧ください」って、感じもそうですが、同時に年に一度モーター・ショーと言う会場にて「皆で集まる」って、言う感覚の方を強く思います。

勿論、商売もあるが、例えばtmブースで例えるなら商談スペース(個室)が2個の他は展示バイクの間にテーブルセットが二つ。と、カウンターって感じ。ま、腰を下ろす事の」できるスペースは10名くらいが座って談笑できる造り。

tmに限らず大体のブースは規模、形は違うが似た感じです。

が、その限られたテーブル、カウンターはほとんど各国インポーター、業者の憩いの場でもある。

 

ただ、展示商品が気に入って話を聞きたい、商談したいと言っても、初めての業者なら取引の話をするには簡単ではない。

ショーの場合、事前に商談のアポを取っておくのが原則。

毎年この時期になると弊社にもミーテイングのアポ取りの連絡がやってきます。tmと弊社の場合も同じだが、今更特別な話などありませんから近郊報告とあいさつ程度なのですがそれでも一応事前に日時を決めておきます。

当日なら受付嬢にミーテイングの取り計らいを依頼する。しか方法がない。

しかし、それが難しい。

事前のアポイントメントが優先ですが、その中でもイタリアの文化からか友人、知人がひっきりなしに商談中にもかかわらず挨拶にやってきます。まだ電話が鳴りますから約束の時間などあってないのと同じ。

余談

だから、ショーでの話し合いは考えていない。本当に大事な話のときは別枠で出かけます。

 

話が脱線しました。

つまり、弊社の試乗会はそれと同じですでにtmのお客様に対しての新型のお披露目が主たる目的、懇親会?と、考えています。

まして350㎞走ってこられた方。千歳、札幌と皆さん遠方から朝早くから態々やっていただけるのですから感謝、感謝です。

余談

今年初めの関西(P坂下)での試乗会のそんな感じでとても楽しかった。ま、折角ですから愉しくやりたいですね。

 

その後、弊社にお越しいただいて商談もあれば、与太話を夕方まで。って、具合。

勿論、新規の方が来られたならそれはそれで大歓迎ですが。

 

試乗会は難しい

マシンの本質を知っていただき販売につなげるのが最大の目的です。つまり、そのマシン本来の姿、メーカーの考え方を知っていただくのが大事。

つまり、エンデューロ・マシンにはエンデューロ・コースが望ましい。

それが、弊社近郊ならそれが可能ですが、今までの経験から一般的なコースでの試乗会では中々望むことはできない。が、時間があれば、つまり、マシンに接する時間が多ければコース云々は大事ではあるがその中で理解ができます。

つまり、人数が多いと試乗自体の時間が限られ、マシンを良く知ることは難しい。また、大人数では事故が、怪我される場合も。理想は試乗車の数、試乗時間にもよるが20名以内。10名以内なら尚理想的。

 

それと試乗会主催者の考え方。

丁度20年前、当時KTM輸入元のトシさんの呼び掛けから外車合同試乗会が栃木で開催された。試乗希望者の各輸入元の割り当て参加者は各社10名。当時は5社、つまり、試乗車10台以上に50名でしたから余裕もありました。

 

また、実に愉しくてわざわざ北海道から出かけても良かったと感じています。

それは、皆、先にも言ったようにマシンの本質を知っていただく、本来の姿、メーカーの考え方を知っていただき何より、販売につなげる事が共通の目的だったから他なりません。

それはそうです。

その目的の為に費用をかけ、自分の財産である車両。しかも新車をわざわざ持って乗っていただくわけですから。

 

各社人数限定とそれぞれのお客様主体。

お客様も普段接することのできない車両にも乗れるわけですから愉しめます。更に販売店も新たな商材発掘につながる。更に各社それぞれ地方においでになるお客様にご挨拶もできます。

余談

この時、試乗会費から弁当を付ける、付けないで各社の意見で会わなかった事をなつかしく思い出せますが会費は経費云々ではなく人数制限、購入を本気で考えている方を優先する為。加えて事故防止から頂ています。

 

現在合同試乗会には参加は見合わせています。

それは現在のレース時の試乗会、合同試乗会の目的は全く違う方向に感じるからです。

加えて思うに現行のコースではtmに限らずエンデューロ・マシンを評価できる、知ることはできない。最も思うのが何より参加人数多すぎ。あの短く狭いコースでしかも乗る時間も限られる。しかもコースが・・。と、なれば難しい。何より大事なマシンが可哀そう。

 

繰り返すが今の合同試乗会では参加人数、機種も多い、また狭いコースの中、自分にあうあわない等、マシンの本質等見つける事はできないでしょう。

 

さて、試乗会の翌々日、ご購入予定のお客様においでいただけた。

今回、その中で話題に上がったのが次のブログ。

https://tm144en.exblog.jp/

 

だから、試乗会は外せない。やって善かったとなんだかんだと言っても思うのです。

また、今月のダートスポーツ、ビックタンク各誌にインプレッション記事が掲載されています。ご確認ください。