2001年に初めてtm80エンデューロを輸入。(2001年モデル)
基本、125のフレームに80ccのエンジンを搭載したモデル。当時、カタログにも80エンデューロは存在しておりましたがアルミ・フレームを機に?カタログからは無くなっておりました。
しかし、フル・サイズのモトクロス・モデルは85/100モデルは存在しておりました。
つまり、いつでも、要望さえあればフル・サイズ85エンデューロは入荷可能でしたが、今回久々にアルミ・フレームによるフル・サイズ85エンデューロの受注を頂いた。
2001年モデルはパイオリ・ブルー・スチール46という正立フォークにオーリンス・シングルの組み合わせでしたが、流石に20年近くの月日の流れによって現在KYB+tmショックと、他のtmと同様です。

ちなみに2001年モデルの標準は同じパイオリながら倒立の46でしたが、80だけは同じパイオリの正立46(ブルー・スチール)を装備。
その80エンデューロの軽快な旋回性能は印象的でした。また、125と、同じ車体ながら軽さには目を見張った。エンジンの重さの影響の大きさを感じた記憶があります。
2019tm85エンデューロの試運転を終えて思ったのが全く排気量を想像できない力感というか力強さ!


クラッチをつないだ瞬間からトルクを感じます。
ワークス・マシンは低速って与太でのべましたが、この驚く力感、tmはワークス・マシンと例えられる所以。

まず、エンジン始動から驚きは始まります。
低く響き渡る排気音に誰しもびっくりする。この迫力は125と言ってもうなずくほどの太さ、迫力で響きます。そう85ccの小さなエンジンで迫力と言う言葉を使いたくなる程。
サイレンサーの大きさ、出口です。

して排気音同様に力感は低速から生み出される。
ほんの僅か、新車の全体作動確認検査の試乗ながらその85とは信じがたい力感のすごさ、強さはスロットルを通じて体全体に伝わります。

ほとんど開けなくともスピードが軽快に乗ってきます。
車重の軽さは言うまでもありません。しかも安定感はtmの水準。
tmに排気量は関係ないって、つくづく感じますよ。そう300に乗った後でも上記の様に感じるのですから。
尚、車体スペックは125/144と全く同じになります。
