本物と偽物?

先日、気が付くと会社の冷蔵庫が壊れていた。

 

ま、それは良いのですが(良くはないか?)ないと困るのも事実なので先日近所のK‘s電気さんに出向いた。

その会計の際、カウンターに並んでいたハズキ・ルーペ。

何気なくかけてみると、普段使っているTVショッピングにて購入した同様品とは全く見え方、かけ心地すべてが違う。早い話クオリティーが比較にならない!

 

それは、それは驚くほど!を超えてショック状態、久々に安物買いの銭失い!を身に沁みました。

余談

以前、この程度の物はそれほど違わないだろうと思い、またその通販の物もそれなりの金額で、確かに使用目的の大きく見せるという部分だけは大丈夫でしたが・・偽物、バッタ物はいくら頑張っても偽物と言うのが本物を知ってよく分かりました。

なにより、やっぱり本物は違う!って、感動を覚えましたよ。

この人の感覚に直接訴える物の違いと言うのは言葉で表すことが難しい。その時は倍率を決めかねたので後日購入することに。

余談

まったくtmと同じ。人の感性に直接響く本物だけが持ちうるsomething else。

 

で、偽物とは違うがtm部品の話。

きちんと車体番号を頂いていましたが忙しい?のもあり、並行車両などとは思わず、ご注文品を送付したら後日、品物が違うというお話。

送られてきた画像を確認すると形が違う。その部品は年式の古い車体に使われている同一部位部品。

最も車体番号を確認しなかった当方のミスでもあります。お送りしたのはご注文時の年式、部品番号で間違いない品物。

部品注文を頂く際に車体番号を確認するには並行品対策と、このような間違いを防ぐため。

の、はずが恥ずかしい話大きなミスでした。

 

本社HPにはパーツリストがダウンロードできるようになっています。それが最も正しいのですが、tmは輸入元によって仕様違いと言いますか、特注があってパーツリストでは追えない部品が時に存在します。

 

例えば。

USA仕様。

以前、Rブレーキローターが240㎜径になったニュー・モデルを生産している現場に出くわしましたが、いつもと違う場所にずらりと並んでいたそれらのマシンには従来の220㎜ローターと12Lビックタンクが装備。

タンクやローターなどは一見して分かるものですが中身はさらに違う部品にて構成されていると想像に難くない。

何故違うのか?速い話、こっちの方がUSじゃ売れるだろうということもあるが、少しでも安く、コストダウン仕様と、言う訳です。

余談

ちなみに生産現場の責任者に聞くと「そこのバイクはすべてUS行だよ」と、言っておりました。

 

また、tmカタログのENモデルは非メッキ・チャンバーですが、日本仕様はすべてメッキ・チャンバー。また、サスも年式で実は結構違います。見た目は同じでも中身というか、構成部品が違ったり、少なかったり。

余談

19からのtmショックは18から構成部品が大きくアップグレード。KYBも従来とは構成部品が増えると同時に変更されています。

 

tmは基本はパーツカタログに年式が沿っていますが、それぞれのオーダー、要求仕様にて生産している物もある。

ですから、先の旧型部品を使用したコストダウン仕様があっても何の不思議もない。

各インポーターそれぞれのオーダーですから当然仕様を把握している。つまり、このような問題など起きない。

しかし、並行となると話は変わってきます。コストダウン仕様等を並行輸入されるとこの様な事になるわけです。

例えば日本だけのピッコロENもそう。本社パーツカタログに載らない、異なる部品が相当ありますが弊社でそれは把握しています。

 

並行は合法的ですが、この様な事があると修理、整備ができない。つまり、部品がない状態に陥ります。また、現物を確認しないとどのような部品が使用されているのかもわかりません。また、違いが分かってもベースとなるクランクケース、クランク違いも過去にはあった。

こうなると修理は大事になります。

今回、分かったのはラッキー。ただ、他の部位も違うこともあるでしょう。

 

この車両のオーナーも個人売買から並行車両とは知らずに購入されたとの事ですが、せっかく購入されtmオーナーになられて嫌な思い、損する事態に陥っているわけです。まったく遺憾。

 

通常は輸入した販売台数に応じて在庫部品量を決めます。また、正規車輛をご購入いただくことで初めて部品在庫が可能になります。つまり、正規車輛用の部品を預かっているのと同じ。ですから並行車両に部品供給するのは正規ユーザー様を裏切るのと同じ事と認識しています。

また、今回の様に間違っていることもある。つまり、トラブルにも発展します。

 

以上の意味で年式なりの正しい正規車輛が本物と例えるなら、何が使われているのか分からない並行車両は偽物と言う認識になります。

 

一寸、今年になって正規車輛を語り部品依頼といった並行車両に対する部品の話が続きましたので与太にしました。

なにより、ネット等で中古車をお買い求めの際はご注意ください。