お仕事

 

毎年この時期になると色々な国の会社よりEICMAには来られる?

当社の商品に興味はないか?

興味が有るならサンプルを送る。また、EICMAで会いたい。日本での代理店を探している。と、言ったメール達がやってきます。

流石に25年も貿易に携わりEICMAなどで名刺を置き、なによりtmインポーターという部分が大きいのでしょう。

その中でも最近特に広がりと言うか多いと感じるのがタイヤ。

 

その感覚は数年前から。

過去には例えばブラジル、スペイン等の国の新興タイヤメーカーから問い合わせが。

して数日前も今回はフランスの新興タイヤメーカーから取引の案内がやってきました。

頂いた内容によるとtmのHPから弊社を知ったという。

 

して画像で見る限りはとても“良さそう”。で、ちょっと興味も沸いたので質問をしてみた。

すると即日にきちんとした返答が返ってきたので信頼できそうです。つまり、ファーストコンタクトは良い感じ。

もっともだからと言って取引するか?できるか?と、言えばそう簡単にはいきません。まして今の日本の市場、状況ではタイヤは難しい商材です。

 

さて過去ドイツのコンチネンタル、インドネシアのデリ・タイヤを輸入販売させていただいた事は弊社のお客様であればよくご存じだと思いますが、何かしらタイヤには縁があるようです。

しかし、どんなビジネスもそうですが難しいのも事実で良さそう、売れそうと感じても

実際に取引に発展するのは数%程。して、取引が始まったとしても継続できるのは限りなく難しい。

そう市場状況が刻々と変化しますし、時代も変わる。

そういう意味では数年とは言ってもコンチネンタルは5年。デリは3年継続できましたから良い方と言えるでしょう。

余談

コンチを辞めたのは弊社のメインはtm。してコンチはBMW等のOEMと言う関係から他社と仕事もする機会が増え機種的に直接競合は無いにしても他車と仕事は?でしょう。また、コンチにはFIMタイヤがない為でした。

また、デリは安くて使えるFIMタイヤを提供したく始めましたが、他にも様々な格安タイヤも入ってきました。それは良いのですが安い中で価格競争しても仕方がない。

 

今、日本で入手できない物は無い!

と、言ってよいくらいオフロードバイクの用品、部品、タイヤはあります。して世界中のオフロードバイクも入手できる。

しかも安い!

40年ほど前、シニサロのMXパンツが¥35000。シディーのブーツは¥50000。

最初に輸入されたフサベルは確か198万。

グローブやゴーグルなどの小物も現在の大体2倍くらいで、上から下までそろえると10万では足りません。ですから国産トレール新車に用品をそろえると大体50万でした。

 

またFIMタイヤは当時前後3万円くらい。勿論、定価販売でムースを加えると6~7万。

しかも、選べるほどの種類はありません。

余談

当時、雑誌に2割引きの広告を入れたらメーカーに怒られたのも懐かしい思い出。今じゃ考えられませんが・・。

 

さて、ちょっと前はユーロ圏以外のアジアなどのタイヤや用品など輸入品はとても安く感じました。今はもうアジアというか、安い代名詞であった中国、ヴェトナム、タイ製も他のヨーロッパ製も価格に差は以前ほどありません。

現在の為替上であればなおさらです。

日本製の品質は間違いないがそれらと価格は変わらない。もしかしたら安い。でも日本製の性能は間違いなく世界水準。

つまり、もう日本においてアジアの輸入タイヤのメリットは何もない。それどころか価格は高い場合もある。

 

ただ、今のアジアンタイヤの性能、フィーリングは大きく進歩しています。

ちょっと前まではアジアンタイヤはグリップ以前に腰砕け、反対に固すぎるフィーリングなど違和感というか(まだまだ感)がありましたが現在そん色は少ない。

それもヨーロッパの老舗メーカーがアジアで自社ブランドを生産するようになってからなのは言うまでもなく、それが新しいタイヤブランドの立ち上げにつながっています。

 

そう、先のスペイン、フランスのタイヤも中身は中国製。

つまり、フランスの会社が中国のタイヤ製造会社に自社ブランド品の生産委託って話。

例えば日本にすでに入っているブランドで実に素晴らしい性能、フィーリングのタイヤとして有名で発売&ブランドはイタリア製としてそれなりに高価。

しかし中身を見ると受注会社は韓国、そして生産は中国。して、そのベースというか元をただせば日本企業の技術が始まり。

 

また驚くのが昨今の中国製の品質の高さ

正直、当初あまり信じたくはありませんでしたが昨年とある中国製バッテリーのサンプルを購入してその性能、造りの良さと品質の高さに驚愕!

半年実際に使用して感じたのが日本製も含めて従来の同等品とそん色がない。それどころか日本企業が発売している同等品をしのぐ。

特に持ちとパワーは文句なし。

 

そこで日本で紹介し輸入販売も考え交渉しましたが、条件が折り合わず現在交渉はストップ。ただ、あと半年使用して信頼性、耐久性も満足できるならEICMAにて再交渉と言うか、今一度考えようかな?と思っています。

が、バッテリーもタイヤ、オイル同様に仕事とするなら利益も薄くて難しい商材の筆頭。

余談

サンプルは無料ではありません。最初は少ないオーダーもいいですよ。って、考えた方が良い。稀に商品代金は無料でも送料負担は当たり前。それに送金手数料、通関費用等を加えたらタイヤ一本3万円、7Lバッテリー一個2万円になったりします。ですからサンプル申し込みなど冷やかしや安易にできません。なんでも仕事となると簡単ではありません。また、仕事には投資が必要です。

 

で、オジサン今年のEICMAどうするの?