平成最後に山を走りに行って愕然!
それはさらに進んだ自分の衰えを実感したから。判ってはいたが進み具合に少々衝撃を受けた!
まず、股関節が硬く足が上がらない!故に足場が悪いと跨るのに一苦労。
加えてタイトコーナー等にて簡単にバランスを崩していわゆる「立ちゴケ」。
ただ走るだけならマシンに助けられて問題はないが何となくリズムに乗れない。それとバランス感覚がまずくないかい状態と乗っていなかったツケがたまっています!
現実は厳しい!
山というか林道で転倒など今まではほとんどなかった。
しかし、今回は「立ちゴケ」ばかり。
アタックで足場が悪く、持ちこたえられなくてバイクを倒す。失速して倒す。って、いう部分を数えると覚えているだけで3~4回ハンドルを地面に突き刺してきた!
瞬間、昨年の走り初めでも倒木乗り越えを失敗。バランスを崩して路肩にマシンを落とした苦い思いがよみがえってきました。
また、通常は戻り次第マシンを洗車、注油、点検整備していましたが、今回は車から降ろすだけで翌日に持ち越すほどヘロヘロ状態。
その翌日(平成最後の30日)は筋肉痛で2台の洗車と整備に午前中一杯かかりました。
イヤイヤ、山遊びで筋肉痛って!と、思わなくもないが現実です。
最も普段何もしていませんから年齢と共に衰えるのは当たり前ですが、何やら一気に衰えた感覚です。
正味の走行自体2~3時間くらいでしたが、朝10時前から3時過ぎまでたっぷり遊びました。午前中というか、お昼を取るまではバイクのおかげもあって愉しい時間を過ごせましたが、午後のルートは倒木が結構厳しくて数10m毎。して、超えられない倒木も多く沢に降り、登ったり、川渡りがきつかった。
余談
しかし、荒れた林道の走破性、安定性は次元が違う。速度が上がる程に安定する絶大な安心感。水分をたっぷり吸った残雪の中でも突き進む様は素晴らしい。の、一言。
と、いうかマシンに体力の失った体はずいぶん助けられました。
じゃ、体力をつけるためにトレーニングを・・。
ま、理想ですが、トレーニングもそうですが、柔軟ともう少しマシンに乗るようにする方が良いように自分になりに分析しています。
そう、体がこわばって動かない感じなのです。
令和最初の話が衰えの話じゃシャレになりませんね。失礼しました。
ま、自分の衰えた話はこの辺に切り上げて、今回持ち込んだのは2T250ENと4T250CCの二機種。
当初は2Tだけと思っておりました。
先の大阪試乗会において4Tのサスペンションはコース走行には良い感じで仕上がりましたが2Tは納得できなかったのと、やはり2Tが好きと言うのもありましたが、試乗希望から4Tも持ち込みました。
して、やはり、コースと山とはセットアップは大きく違います。思えば19で山は初めてでした。後日、改めて一人で山にてセッテング探ってきます。当然、練習もかねてですが。
山での超ショート・インプレ
過去に述べた事に大きく変更はありません。
2TEN
やはり、125チックな軽さの中、250の中でもTOPクラスのパフォーマンスは圧巻。しかもエンジンのスムースな回転上昇、肌触りもあらためて特筆できます。
試乗された方によると「何所でも登る。登れないところがない」また、「軽い、トルクに余裕がある」等と印象を頂いた。
最後にお買い求めのお話を頂いた事でも高評価がお判りでしょう。
4TCC
林道快適超特急って言葉がぴったり。
車重の関係もあってソフトなサスの動きは2Tよりは大人チック。また、トルキーなパワーから250なの?って、言われました。
まだ、二台とも10時間程度の走行ですからサスペンションは今後まだ変化と言う熟成がされます。
さて、幸いにも私は自分がもっとも良いと感じ、信じているtmに常に乗ることができる。それが当たり前にという幸せ者。
しかし、思うように走らせるか?と、言うなら年齢と共に失うのを改めて実感。
つまり、欲しい、好きな、また憧れのマシンと共に過ごし、楽しめる時間は時と共に少なくなる。と、いうそのマシンを楽しむ時間そのものがこの瞬間も減少しています。
別にtmが良いですよ。だから買いなさい。って事ではなく今回感じた衰えから自分もそれを痛切に感じています。
バイクにしても車にしてもそのマシンなりに愉しむ時間は限られるって事を。
「人生は短い」。
思うように愉しむ事ができる時間は刻々と過ぎていきます。