本家と分家とサスペンション?

時代錯誤と言われそうですが、13日青森にてかつての分家と本家と呼ばれていた仲間達とミーテイングと言えば聞こえは良いが所謂“飲み会”で集まる事に。

 

tmを輸入させていただく以前、他外車ENの取り扱いしていた販売店時代に親しくなった一つのお店に青森のスーパーウィングさんがあります。

同じ機種販売店、そして同い年と言うこともあって、かつては一緒にレースではピットを一緒にしたり、ヨーロッパに一緒に出掛けたり、また、以前弊社が扱っていたスノーホークも販売していただいたりと、ほぼ30年来の付き合いになる。

して、今年はtmのお取り扱いも頂ける関係もあって連絡を取り合っていると、彼がトシさんとポール(私の当時のイングリッシュネーム)と自分(彼のイングリッシュネームはマリオ)それぞれみんな元気な内に?会いたいな~って言いだした。

余談

ま、この話は以前からあったのですが、それこそ“いつか”っていう出会うことのない妖怪になっていました。

 

そう、今尚皆さん現役にて活躍されている。しかも東京、青森、北海道とそれぞれ離れている。つまり、中々、言うは易いが実行ができないでいました。

そこでこの一月トシさんの所にお邪魔した際に“そろそろ決めないとね~”って話から、トシさんがいつでもよいよ。と、なった。して、マリオにもその旨を連絡すると同じくいつでもよいって話。

で、4月13日に決定した。

理由は特にないが丁度良い季節でしょう。って、言いますか、実は自分に都合がよい日に?

でも何より決めるとなると一発で決まる。いちいちグダグダ言わない。皆さすがに大人。

場所は真ん中ってことで青森に。

 

して何故本家と分家?って、言うと、マリオが確か日高のレースの際に輸入元のトシさんが本家、して販売店のポールと自分は分家って言いだして以来。

ちなみにもう一つ分家があってそちらはカルロスって言います。

余談

今はカルロスからフィニートって改名されたらしい。その名前の由来が実に大笑いなのですが本人の了解なしでは、また、説明は難しい、と、いうか恥ずかしい?

が、意外というか不思議と彼らのイングリッシュネームがそれぞれの雰囲気にぴったり!

ただ、今回、カルロスは遠方って事で残念ながら参加していません。

 

しかし、あの時代、80年代後半~90年代前半は愉しかった。

良い仲間ばかりで人生にも大きな影響がありました。勿論、良い方に?です。そう、第二の青春です。

して、トシさんは言うまでもなく勿論、マリオも速い、というか上手いライダーで、マリオは今尚自身モトクロス場も所有し当然走り回っていると言います。

トシさんも70歳トライアルなどにも参加しているみたいですし、今年はヴィンテージモトクロスもなんて話をしていました。

つまり、今尚バイクで走っている。

私も競技にはさすがに参加していませんが恥ずかしながら仕事、テスト主体とは言っても今尚バイクに乗っています。勿論、実際に乗る時間は以前から見たら激減ですが、それでもバイクを降りる事はないでしょう。

 

と、春ならではの話ですが春と言えばメンテナンスの季節。して最近気になる事があり話題は変わりまして。

 

KYBフォークの件です。

OH、オイル(フルード)交換の依頼が多い季節ですが、分解してみるとカートリッジが損傷している個体が継続してありましたので一つご注意を。

フォークフルードの交換などはご自身でされる方は多いと思います。また工具さえあれば簡単と言うなら簡単な話ですが組み立ての際にはコツと言うか決められた手順があります。

それを行わないと、また、変な油脂、添加剤を使用すると内部のシールが飛びます。

 

オイル・シールなら交換すればよいでしょう。

って、簡単な話なら良いのですが、フォーク自体の一般的なシールの事ではなく非分解部品であるカートリッジ内部のオイル・シールが損傷するのです。しかもカートリッジは非分解設定。つまり、一般的な消耗品扱いではありません。

当然、交換部品としてオイル・シール自体、部品として設定がない為に交換、修理ができない。つまり、カートリッジ交換となる。(高くつきます!)

何よりダンピングが抜けてしまいますから“アブナイ!”

 

エアー抜き不良、フルード入れすぎ、質?からか、それとも何か妙なグリスもしくは溶剤などを使用されたのか完全にシールとして機能を失い、ダンパーが全く効いていない危険な状態。

また、言い方を変えると本来メーカーが消耗品として考えていない部品が損傷する。つまり、壊しているわけです。

 

違和感なく乗られていた?

実はそういう個体が結構あるようです。知らない、そのまま組んでいた!アタックなら速度の関係でまだよいでしょうが、上手く走れないし、上手くはなれない。ましてハイスピード、テストなら本当に危険です。もしかして貴方が上手く乗れていない。走破できないのはサスに問題があるのかもしれませんね。

ただ“動く”を”良いサス”と勘違いされている風潮も問題。サスはダンピングが命です。ただソフトに動くから良い訳ではありません。

 

ユーザーさんが言われるには固い、跳ねるってお話でした。

ダンパーが効いてないから跳ねるのは当然ですし、底付きして固かったのか?のかも。

 

固い、柔らかいはきちんと整備されての話になります。

ご自身で整備されるのであればマニュアルの手順を守り工具等、また油脂は専用品、純正品をご使用の上で整備されてください。くれぐれも妙なグリス、フルードは使用されないでください。

 

また、バイク屋さん、サスペンション屋さんに整備を出される場合も多いかと思いますが、tmのサスペンションについては、特にRショックに関しては単純なオイル交換等のOHは可能だとしてもtmショックの本来の性能を再現、確保できる所は限られます。何所でも良いという話にはなりません。ご注意ください。