EICMA18

毎年、もうやめようか?と、思いながら今年も行ってきましたEICMA。

出かけてみると毎年感じる規模縮小がさらに進んでいた!

今年は展示建物が僅か6棟しかなく一日でも余裕で見てまわれるほど。最も新しい取引先を捜すのではなく大事なのはtmの仕事ですから、ショーの規模はどうでもよいと言えばよいのですが・・・折角、経費と時間を掛けるのですからね。

それにしてもさみしい限りで1989年に初めて訪ねたミラノショーと比べるとまるで月とスッポン。

つまり、30年前からリーマン・ショックまでは何気に華やかでワクワク状態でした。またその広さ、大きさにただ見て歩いても最低2日は必要と思われた時代とは大違い。

 

その縮小が近年加速も感じて、あまり気乗りはしなかったがそれでも今年出かける気になったのは他でもない19tmと試乗車が来ない状況を確認したかった。

そう、新しいエンジンというか、クロスカントリーモデルの詳細を知りたかった。なにより出かけないと分からない部分が多々ありますから。

 

そう試乗車が来ない!

今年、2019モデル程に混乱した年は96年から20数年tmと付き合っていますが初めてのこと。

だから良いとは言いませんが試乗車がこれほど遅れる事は過去に記憶はない

いずれにいたしましても試乗車と同時入荷する車両をお買い上げいただいた方に深くお詫び申し上げます。

本当に申し訳ありません。

余談

よく聞かれるには試乗車はtm本社が無料で提供。と、勘違いされているのか、そういった質問を時折されます。

違いますよ。

注文、購入しない限りやってきません。試乗車だから特別扱いもなく、まして安くなることもありません。

それどころか航空便手配でも最速を頼みますから通常よりは高くなります。

 

しかし、試乗車&第一便は間もなくやってきます。が、CC(クロスカントリー)モデルはもう少しかかります。

 

さてどうして遅れるのか?

今回、本社に出かけてよくわかりました。

第一の理由は2T も4Tも250に関してはエンジンが新型になる。加えてフレームも変わる。加えてエンデューロとクロスカントリー仕様の二つの仕様とした。

と、いうかキャブ仕様は当初はなくてあくまでも特注扱いでしたがUSA仕様としてラインに入った。

第二の理由は2T250/300の場合、キャブレター仕様と燃料噴射仕様、しかも新型エンジンの為にヨーロッパ内でホモロゲーション取得に時間が必要。

第三の理由、4T250と300ではエンジン自体が全く違うモデルとなる。

新型250エンジンをクロスカントリー(CC)モデルと呼称、従来エンジン搭載車と300はエンデューロ(EN)とした。しかもエーロが300にてチャンプになったことも重なり300ENに注文が殺到。

第四の理由は新型となるCCモデル以上にキャブ仕様の受注が重ったために製造が間に合わない。

 

まだ理由はありますが大体以上が大きな部分。

tmの思惑、予定とはかみ合わない為でしょうがいずれにしてもtmはハンドメイドで大量生産車両できません。加えて情報公開も含めて遅れていることは間違いありません。

本当に申し訳ありません。

尚、遅れたとしてもtmは間違いなく入荷いたしますのでご安心ください。

 

さて、tmらしいところを少し報告しましょう。

一つはCross Country(以下CC)のOil Injection(以下OI)について。

tmのそれはまさしくオイル・インジェクションであり、従来の単純にインテークにただ落し流すだけの分離給油とは一緒になりません。

上から見てフレームの右側チューブがオイルタンク。

 

そのタンクよりオイルポンプを経てシリンダー脇左右とインテーク・マニホールドの三ケ所にてオイル・インジェクターによって噴射されます。

 

 

“tmが真打”と言う理由がお判りでしょう。

 

もう一つは2T250も4T250共にエンジン重量が従来型より軽く、サイズはコンパクトに。

特に2Tはエレクトリック・スターター(以下ES)を装備されながらも軽く、エンジンの幅、高さともに小さくなりました。

その大きくは新設計クランク・ケース、シリンダーそして新型ジェネレーターがもたらしました。

 

4T250。

その構成部品の90%以上が新設計。

画像のコンパクトなフォルムからも軽さを物語っております。

 

更に19はエンジンに対しての変更のニュースの大きさからフレームの変更は大きな話となっていませんがコンパクトなエンジンと共に合わせてフレーム、トリプルクランプを変えて新しいジオメトリー、オフセットによって現在もっとも進んだ。いや、世界のトップライダーの要求する操縦安定性を実現。

2T&4T250のコンパクトさには目を見張る事請け合いです。