損しない?

先日、ドーザ・タイプ除雪機ユキオスをヤフオクで落札。

元々、このタイプは欲しかった。

 

自宅、会社それぞれの除雪機も快調なので買い替えは考えてはいないが、古いので“万一、除雪中に壊れたら”を考えるとスペアーの機械が何気に欲かった。

実はトラブル回避もあってこの様な機械は今までは新車と言うか新品を購入してきた。今回もそのつもり。して、少し大型の新型も出たので予約しようと思ったが価格でちょっと二の足を踏んでいた。他にドーザタイプが役に立つのか?も不明だった部分もある。

余談

除雪機に限らずスノーモービルとかの冬季商品ビジネスっていうのは大体5月くらいから予約開始。

ほしかったユキオスの大型版は40万+!

そういえば新型セローも60万に届く。なんか最近随分お値段が上がっている様な気がします。

 

そんな折、ヤフオクで暇つぶしをしていたら引き取り限定、売り切り、ジャンクというユキオスを発見。

出品者の条件である引き取り、作動不明と言うのは当方にとっても願ったり、叶ったりである。

まず札幌なら輸送コストが掛からない。今のこの時期は時間も取れる。また週に1~2度は必ず札幌に出かけるから“ついで”対応できる。

そう、地元のメリットを生かすのです。折角安く買っても他の、輸送コストが高くつくのは勘弁。

 

また、ジャンクと言うか、動作不明、未確認と言うのも落札価格の点でも有利だと思った。

ま、大体ヤフオクでの中古ですから壊れているとか、部品が欠品といったのはお約束。購入後の整備は当たり前でしょう。

なんといっても構造が単純で例え何かあっても楽、第一エンジン以外壊れようもない。と、思えば全く問題ない。

大体、エンジンだって焼き付いているとか、クランク損傷などホボ考えなくとも良いとタカをくくっています。

 

他に出品されている同じ機械の落札可能でもある開始価格の10000円安い金額を入札していたら10000円以上安く落札できた。

 

早速、引き取ってみたら確かに外にしばらく放置していたらしく何故か泥で汚れているし、錆も浮いている。が、一番気になっていたキャタピラに摩耗もひび割れもないし、錆も掘れるほどではない。

つまり、意外に良い状態にホッとした。

余談

覚悟しているとは言ってもかなりの確率で本当のジャンクの場合もある。

 

とりあえずエンジンを掛けましょうと、オイルの量を確認した。すると、オイルが交換直後の新品の様。

つまり、基本的にはエンジンはOKと考えてよい。

 

ま、キャブのOHくらいは必要だと思っていたが案の定、エンジンは掛からない。

掛からない原因は“キャブなのは十中八九間違いない。何故ならプラグは焼けも良いし、火も飛んでいる。また、圧縮もそれなりにあった。

そう、エンジン始動の三要素のである圧縮、火花はOKですから後は燃料(混合気)だけである。

 

キャブをばらすとお約束の様に燃料の腐食臭と古くなってガム状というかタール状となったガソリンがフロート室、ジェット類を覆っています。

 

最悪はキャブ交換を考えて価格を調べてみたら4500円と破格。

キャブ交換が早いのは良く判るが折角安く購入できたのにと思って取り急ぎ分解組み立て時に必要なガスケット等を注文。

ま、ガスケット類ですむなら最高、何より消耗品ですからね。

部品到着を待っている間にキャブをクリーナーに漬け込んで一日置いて清掃。その後、ジェット類も開通!

 

して、到着したガスケット類を交換してエンジン始動。

無事に始動し、力強く作動そしてアイドリングも安定している。

でも、なんとなく心もとない感じで“これでよいのか?”と、思うが、ま、この機械の正常な姿を知らない為もあるし、大体50㏄、2馬力に満たない機械ですから。

 

ただ、エンジン始動からしばらくエンジンを掛けたまま放置していたらフロート室から始まって燃料タップと次から次と燃料漏れ+詰まりを繰り返す!

結局、なんだかんだと部品の構成内容が判らずに追加や他の部品注文が3回発生した。

 

最終的に今回の整備に使った部品の到着待ち時間が合計10日間。ま、国内品ですし、10日で入手できるなら文句はないでしょう。まして急ぐ話では無い。

 

ただ、今回の使用した種類程度の部品であればtmなら弊社に在庫がある。

つまり、部品の待ち時間がないのが当たり前。

ですから、この程度の整備(多く発生するであろう)に対して部品を待つ時間と言うのに慣れない為少々イライラ。

 

ま、待っている時間にキャブに燃料排出用のドレン・ホースを新設、タンク・フィルター清掃、各部の錆び落とし、塗装、グリスアップ等を行う。

 

また、部品待ち時間は仕方ないとしてもこのユキオスという機械は初めて整備。

つまり、いくら単純と言っても機構というか、構造も、部品の状態も初体験故に判らない故に無駄と言える部品注文+部品が発生。

 

こういうのは最終的にはユーザーにとっては無駄なコストにつながる。その機種に明るくないお店から購入、整備を依頼すると時に起こる事です。

この製品に関わらず、機械を良く知っている人から比べたら門前外は良く知らないが故に整備、対応に時間がかかる場合がある。

が、例え時間がかかっても、少し余分にお金が掛かっても除雪できれば良いのですが。

 

しかし、tmの様なレーサーはそうはいかない

単純に走れば良い。って、機械ではありません。エンデューロ・マシンとしての機能、安全性を発揮させるにはそれなりの見識というかtmに対する知識経験と共にセットアップ、ライディング能力も必要でただ整備ができるだけでは足りない。

 

そう、エンデューロ・マシンは唯走れば良い機械ではない。そう除雪機の様に除雪できればよいと言う物ではない。

だから販売した者がtmを知らない、乗らないとユーザーさんの損に直結する。

 

実はいつも感じ、直面する課題です。

ユーザーが最もtmをtmとしてリーズナブルに楽しめる様に?と、ユキオスで改めて思った。