tmっていうモーターサイクルはとっても“レーシー”。
と、言われます。最もそれがtmの価値の一つであり魅力でもある。
実際、ゆっくり、のんびり走るのが勿体ないっていうか、tmにのると愉しさからツイツイスロットルを開いてしまいます。
ま、それがとても愉しいのだが。
とは言っても、皆さんも耳にタコというか目にタコ状態で“もうわかっているよ!”と言われそうです。
正直、“だからtmが良い”のだ。
オフロード・ライディングはとっておきの冒険の時間だからこそ非日常を愉しみたい、味わいたい。
だから安全なtmって話なのですが、tmのその良さ、レーサーとして生真面目故にいい加減には走れないかもしれません。
余談
3日は山に出かけました。
いつもは案内を兼ねて先頭ばかりなのですが途中お客さんの駆る2T250が先に行ったので後追い。するとそれなりの“追い駆けっこ”状態に突入。
いや~めちゃ愉しかった!と、同時に4T250Fiの気持ち良さというか“俺って上手くなった!”と思えるほど意のままというか気持ち良さに感動すら覚えた。やっぱエンデューロGPマシンは最高!ぜひ乗ってみてほしい。
いつでもOK、弊社から数風のとびっきりの愉しいコース(林道)でご確認ください。
本題
さて今回、ひょんなことからtm同様に“良すぎるが故の・・?”と、いうか“いい加減な気持ちで接する事が出来ない”って感じた話。
ご存知のように趣味は“オーディオ”って言ってきましたが先日、お店で聴いているっていうか流しているBGM用の装置の電源グレードを上げた
理由は以前の業務用エアコンの電源は3相200Vでしたが新しいエアコンは単相200Vとなったので新しく単相200V電源を引くことになった。
元々、200Vは来てますがエアコン専用回線というかコンセントを設置したのですが折角、単相200Vを引くのにエアコンだけじゃもったいない。と、思うのが好き者(オーデォ好き)の性。
何しろ自宅も以前より単相200Vを引いていた。ですからオーディオにもTV等の映像機器にも200Vの良さは十分知っています。
と、そのエアコン工事の際にオーディオ用にと一回線専用に引きトランスを介しオーディオ専用電源とした。
仕上げる前にとりあえず接続チェックに鳴らしてみると、その奏でる調べは口が開くほど素晴らしい!これじゃBGMにならないな~って感じに。
つまり、BGM感覚(小音量)でも思わず“聞き入ってしまう”ほどの生音チックで臨場感を感じてしまう程の変化にびっくり。
余談
機械は外国製が多いので115V仕様が基本。
日本に輸入されていますから100Vでも基本的には作動はするが気分的に良くない。してオーディオ用トランスは200Vから100Vと115Vを出力可能ですから都合が良い。
つまり、アンプ類は115V駆動可能。日本製CDは100V駆動で使用って事もできる。
正直まだ、ハーネス関係やスピーカーの位置などのセッテングも完璧じゃないのですが、驚くほど、まるで別物の如く全く違うのに驚きである。
はっきり言って“うれしい悲鳴”ですが予定も狂ってしまった。
と、言うのも従来のスピーカー(変更予定だったJBL)の魅力を再発見というか、本当の実力を見て手放すのが惜しくなった。
自身、スピーカーはアメリカ製が好き。
アメリカと言うならアルテックとJBLはその双璧をなすが40年以上前から“アルテック”ファンで自宅用というかスピーカーはアルテックで今まで過ごしてきました。
だからと言ってJBL が悪い訳ではない。だって会社のBGM用(サブ)ながら購入した訳ですから!
ただ自分はアルテックがより好きと言うだけ。
そのJBL が電源を変えただけ(駆動アンプ、プレイヤー等は同じ)今はまるで別物の様に“歌う”のだ。
バイクでいうならトラクションが違うっていうか、下から上までバランスよく力が強いというか、生音と言うか、小音量でも各部分、各楽器などがリアルに浮かび上がりヴォーカルなど思わずスピーカーの方を向いてしまう程の表現力にBGMどころか、スピーカーの真ん中に移動して聞き入ってしまう。するとまた音量も自然に上がる。
つまり、仕事にならない!
JBLからアルテックに変更と準備していたがスピーカーは重く、大きい為、一人二人じゃどうにもできないので今しばらくJBLでいいや!と、思っていましたがそれを“考えてしまう”程、つややかで優しく癒してくれる。
そう、JBLを手放すのが惜しくなった!
今や立派なメイン。って、いうかクラッシックはアルテックより好きかもしれない!
と、合う感じである。
ただ、思えば自宅は200V駆動のアルテック、今まで会社は家庭用100VでJBLです。だからアルテックが良く感じるには当たり前。JBLもやっとスタートラインが並んだって感じ。
ですが、今の感覚では店のJBLがアルテックより良いのでは?と、思う程の変化です。
ご存知のように音は目に見える物でもなく、感覚で感じる物。まして主観がすべて。好き嫌いがすべてです。
また、いくらその時は良い音と思っても時間の経過、場所が変わると良く判らない、みんな良く聞こえたりするものですが、これほど明確な違いには少々どころか、かなりショッキングな出来事から思わず“与太話”にしてしまった。
余談
そういえばバイクも同じですね。
他のマシンでも“良い”と感じます。でもtmに乗ると“良い悪い、好き嫌い”を超える違いの大きさに舌を巻いてしまいます。
が、じゃアルテックに変更したらどうなるのか?昇天してしまうかもしれない!って、いうのも“愉しみ”になって来たのもまた事実。
そう、両方置きたいが物理的に無理だし、困ったという話。ま、“好きにしろ”って、感じかな!
電源の重要性
自宅は変電所から直線距離で50m~60m程。つまり、幸いにも電気が比較的クリーンのまま供給されていると思われる。
それは単純にその50mの間に、例えば100件の家があるなら100件の家の電気製品に接続されている電気と1㎞離れた場所では(単純に2000件の家)それらの電気製品に接続された電気の“汚れ度合い”が違うのはなんとなくわかる。
ちなみに夕食準備やTV等電気製品の需要が増える夕方の電気は汚くなり音が悪いっていう人もいる位。
余談
以前、自宅に設置した際、家庭用100Vから単相200V→100Vに変更したときTVはきれいになった。その時は意識なかったが通常の電源とした途端に明確に画面が暗いというか、くすんだ感じになったのは驚いた。
1㎞離れるとその違いはより鮮明。
コスト的(トランス代金と工事費)というか、費用VS効果からみたら大満足。これほどの変化をアンプやスピーカーで得るなら何倍も必要。しかも機械を変えても良くなる保証はないが200Vは間違いなくきれいなエネルギーですから、悪くはならない。また、基本トランスなど壊れる物ではないから将来的にも愉しめる。
ちなみにオーディオ用トランスは構造に加えてシールド・ケース+シールド・コードで徹底したノイズ対策されています。つまり、ノイズ対策に加えて綺麗な訳です。
大体、ワザワザ200Vを引くのも好き者だが中にさらに綺麗な電源の為だけに“MY電柱”を自宅横に自費で立てる人もいます。
バイクも燃料やオイルでそのフィールも性能も随分変わります。
まして人間も“医食同源”と言われておりますね。
綺麗な食べ物、エネルギーって生きる物に限らず大事って話でした。