やっと18tmの画像、詳細がやってきた!待ちわびたゾーtmって感じで、変更点というか最初の発表からずいぶん時間がたっていたので余計です。
後は試乗車がやってくるのを待つばかりですが18の試乗車は125ENと250Fiの二機種にした。(現時点で5日入荷予定!)
試乗車の選別に大きな意味はなく基本は自分が乗りたいマシン?がもっとも大きな意味を持つのですが、とは、言ってもきちんとそれなりに理由もある。

例えば16、17年は144を試乗車としていました。
また、例年2台体制からもう一台というと16は144の他250FI、17は2T250でしたから125は2年ぶり。250Fiは1年ぶりとなります。
実は15の125がとても、まじで、凄く素晴らしかった。
“レーシー”ぶり呆れるほど。
そのピックアップというかスロットルレスポンスはもうもう好き者には垂涎のエンジンでした。
しかし、残念なことに125は試乗場所、乗り手の経験値からその本質をお分かりいただけないのではないか?と、いう心配もあったも事実ですが、より一般的と考えて16は144にしました。
するとその16の144がまたスンバらしいのでした!
まさしく125の際限なく回るフィールそのままにトルクアップって感じでシルキーの中にも硬質なパワーがとても心地よかった。して、そのパワーがそのまま路面に伝わっているようなトラクションには舌を巻いた!
余談
試乗会などではファイナルをショートにし・・。サスはソフトセッテングに・・!
と、実に不誠実というか、情けない事をするという。
大体、試乗車を“乗り易く”なんて発想自体メーカーにも、お客さんにも失礼である。
世界チャンプでもない一般人が自分の乗り易いという物差し、器で物を考えるから良いマシンが無くなってくる。
15はマルゾッキ標準(KYBはオプション)から16はKYBが標準という変更された。
当然フレームジオメトリーもKYB専用になった。そうですから15+KYBと16+KYBの違いをより深く知る為もありました。
余談
15の125の試乗車はマルゾッキ+オーリンスの組み合わせが何とも伝統的なヨーロピアンエンデューロの味わいにあふれてとても心地よかった。
私には15のフレームにはKYBよりマルゾッキがよりしっくり感じた。
よってKYB用に開発された16フレーム+KYBを味わってみたい。
して、どうせなら125と車格が同じ144としたのです。
して16+KYBはまさしくレーシングでスパルタンな印象でした。
実際、硬質でトルキーなパワーを発生する16エンジンとKYBの組み合わせは上級者にはその恩恵は計り知れませんが初心者には少々スパルタンすぎたかもしれません。
17にて更にフレームジオメトリーが変更になった。
リヤのtmショックのフリクションを減らした。エンジンもシリンダーを変更し、オイルシール等をモデファイしてエンジンの回転フリクションを減少させた。と、言う案内がやってきた。
したらやっぱり17も同じ144でしょう。同時に同じ変更をされた2T250は如何よ?
って、なるのが普通です。って、いうか私の発想ですが・・。
して17の144(250も)はまさしく案内そのままでした。
完全にKYBを消化し切ったような安定感と豊富な路面情報は“スバラシー!”の一言であり、まるで違うサスペンションの様に感じさせました。
それは勿論Rショックの影響も大きかった。
まったくの新車でもRショックの違いは明白でした。
まるで“オーリンス”と言える程滑らかに作動します。
いや、オーリンスを実際フィーリングではしのいでいる感じといっても言い過ぎ出ないでしょう。
同じステア―ケースを登る際にリヤタイヤのアタリが全く違います。とてもソフトというかショックを感じません。また砂利路面でもトラクションは破綻せず舐めるが如く突き進みます。
同じくフォーク。
16と同じKYB?って、思う程に(標準状態のクリック位置)にスムースに感じます。
余談
最も16とてセッテングすればよいのです。
そしてエンジンです。
確かに明確にスムースです。極低速からスルスルと立ち上がる様は更に排気量がふえた?って感じの力感すら感じます。なによりスムースでシルキーなのには驚く。
お断り≪補足≫
ただし、16と17を実際直接乗り比べが可能でしたからはっきりいえます。
ただ、時間をおいて乗れば16は16でため息の世界にいざなってくれるのは間違いありません。何よりtmレベルでの話。
これは250に乗って更に確信できました。
確かに久しぶりの250でしたが、はっきり言って今も“欲しい”って、本当に思う。
TMEESとトラクションコントロールのマッチングもある。また、先のフレーム、サス、エンジンの進化もある。
しかし、そんな事は如何でも良い私にとってまさに理想のマシンなのです。
17tm250は素晴らしすぎ。
と、はっきりとそれぞれ過去のマシンの特徴を思い出せますが、18tmの凄いは乗る前から判っています。
そりゃそう。上記のように16も17も。いや、毎年tmにはいい意味で期待を裏切られてきたのです。
そう想像を超えて進化して更に素晴らしさを見せてくれるtmですから。
レーシングとして進化に必要装備以外何も足さない。
今や希少となるシンプルな2Tレーシングエンジンを持つ18tmのインプレはもう少々お待ちください!