趣味と仕事

人生を豊かにしてくれると言われる趣味。
それが複数ある人、一つに集中している人と様々ですが、趣味が仕事になる場合も多く、バイク屋さんもしかり。

勿論、釣り好きが釣具屋やボート屋さんって場合もあるし、酒好きがスナックを開業。なんて世の中には沢山あるでしょうからバイクに限らない。

 

ただ、趣味を仕事にするのは良いとしても問題は“お金にできない”っていう部分ならバイク屋さんはその筆頭でしょうね。
ま、好きだからやっている。儲からないが好きだからいいや。食べていければ・・!なんて言いながらって言うお店が多いのが実情だと思う。

でもそれってお客様には迷惑な話かもしれません。
と、先日、自動車を修理に出して思った事を与太にしてみます。少々、行ったり来たりですがご容赦ください。

 

現在国産自家用自動車には1000万を超える機種が数種あります。
車に1000万出すなら外車。と、言う方もおいででしょう。

つまり、その価格帯の自動車を所有するのはステイタスも含めて趣味と言える。


高いから良いとか、趣味性が高くなるとは言いませんが高性能、高機能と言った部分を突詰め高めていった物は趣味性が上がると共に高価になる。
つまり、一般的ではない価格とか自動車やスポーツバイク等の趣味につながる機械は高価と言い換える事が出来る。

 

また、そんな高価な車やバイクは必要ない。も、大多数だと思う。
 大体、安くても車として機能は遜色ない車も沢山ある。が、車を趣味するなら好きなホィールにしたり、サスを交換したりと本来はかけなくとも良い、お金もかかります。また、趣味なら掛けたくなる。

ただバイクと違って車は趣味と実益も兼ねる事が可能です。

 

さて、趣味の高価な車を販売する方も、サスを換装してくれるメカニックも車は好きでしょうが多くの方は趣味では仕事はしていない。勿論、お客様が多い故に要求も多種多様ですから趣味の対応もあれば、そうでない場合も多い。

 

しかし、ダートバイクは?
先日近々発売されるのか?は、不明だが国産の新型モトクロスマシンが100万に近くなる。

高すぎてもうバイクを愉しめない。と、いったバイクが好きなはずの方より意見があった。


そう思うのも自由ですが、買う、買わないもその人の自由。価値を見出して欲しければ購入するでしょうし、そうでない方は購入されない。

他の機種にされるのも自由、中古車にするのも自由の中、如何して自分の意見をワザワザ押し付けるのかな?
もしかして、買えるけど買わない。と、いう高い所からの意見なのか、もしくは何か勘違いしているのか?
と、車では聴かない話が良くも悪くも聴こえます。

 

話は変わって先日自家用車のブレーキパット摩耗警告灯が点灯。
始動の度に点灯するので一々リセットが煩わしい。また7月の点検まで持ちそうもない。でも札幌のディーラーまで行くのが面倒なので自分で交換するかな?と、部品の価格を調べたら社外は6000円ほど。

クリックしようかと思ったが摩耗センサーが如何の、こうの。と、更に面倒そう。
しかも社外部品、ましてネットじゃフィッテイングもマッチングも、何より性能が信頼できない。

まして事がブレーキですので餅屋は餅屋ってことでディーラーに依頼。


余談
10年くらい前なら自分で行ったが、流石に年齢からか面倒が先に立ちます。

 

しかし、パットはホボ社外部品の2倍の価格。当然、工賃も掛かります。でも、なによりディーラー整備は安心。
整備終了後、お金を支払って自宅に戻り整備費用明細書を何気なく見たら“ホィール付きフロントタイヤ2本脱着費用”という項目があった。してその金額、約3600円に少々驚いた。て、いうかそんなのお金かかるの?と、素直におもった。

 

余談
以前、弊社の前でリヤタイヤが外れその外れたタイヤが車を追い越した場面を目撃した。

その車、右リヤを舗装にこすりながら止まったがドライバーは数百メーター離れたSSにてタイヤを交換した直後だと言って相当怒っていました。

その後、修理代は当然SS負担でしょうが思えばぞっとします。

 

事実、タイヤ(ホィール)を取り外さないとパット交換は出来ない。
今まで車検や点検時に交換されてきたから特別にタイヤ脱着の費用は発生していなかっただけ。
つまり、スポット整備故にディーラーからしたら当たり前の費用。


それに疑問を持った自分が恥ずかしくなった。いい年をして、しかも数千円に驚くなんて情けない話と。
自動車は普段の足。北海道の田舎には必需品。つまり、無かったら困る物です。
それを使える様に維持するにお金が掛かるのは当たり前。

自分が出来ないし、生活に困るのですから。


趣味でも、なんでもお金をかけるのが嫌なら自分でするしかない。
それでも部品代は掛かりますし、もしかしてノウハウ、特殊工具が必要かもしれない。

 

自分の仕事に置き換えてみると。
例えばフォークのOHとか整備を例えると、フォークを外す為には、ホィールも脱着が必要になる。でもその脱着費用を今まで頂いていない事に気が付いた。
これが趣味と言われる悪しき部分、お互い好きだから。という甘えにつながります。て、いうか全部込みだと自身勘違いしていたのか?安くしてあげよう、自分ならこのくらいかな?と、仕事をなめていたのか?は判りませんが、改めて仕事には責任が発生する事に気が付いた。

 

“タイヤ、ホィール脱着”と、いう費用を頂かないとしてもお客様はフォークの整備にお金を支払っているのですから、例えば走行中タイヤが外れたら責任は整備した方でしょう。
そういえばそいった万一の為に賠償保険に加入しているのです。その掛け金とて利益が無いと出せません。


余談
工賃は時間工賃をメーカーの言う部位整備に要する時間に乗じて算出が普通でしょう。

ですから例えばパーツリストのフォークのページでホィール脱着、タイヤ交換、またフォーク取り外し、分解OHとそれぞれ整備時間が記載されている。つまり、特記が無ければそれぞれに費用が発生する事を意味します。

 

けれど、整備した側はその分は頂いていない。と、言い逃れる。思う、感じる?
つまり、そこが甘えにつながっている。

プロなら、その整備に責任を取る為にも必要から掛かった費用は請求すべき事なのです。

 

お客様は趣味でも、仕事としてお金を頂く側は趣味では、仕事に責任とってくれないと困るのですから。
趣味で始めたバイク屋でも仕事は仕事。
バイク業界はこの部分は早急に改善すべきでしょう。
お互い好きだからよかんべ~じゃ、今の時代、成り立つものも成り立ちません。

 

余談
普段の車もハイオク仕様ですが地元給油だが、バイクに使用するハイオクガソリンは片道30分かけて隣町までワザワザ購入に行く。おまけに価格は高い!
ちなみにtmにはシェルが良い感じだからですが。


そう、趣味にはお金と時間をかける事はいとわない。だから趣味ともいえますが。
弊社の場合は仕事となる新車納車整備にもシェルを使います。

他が良くない。とは言いませんが、シェルがいいフィールなのは間違いありませんから。

 

趣味は生活を豊かにしてくれるかもしれないが、なくても生活には困らない。
ですから趣味を持つ。例え趣味の事でも自分のできない事を人様に依頼する。

それにお金が掛かるとか、高いなどいう事自体、ずれた話。相手には生活の糧となる仕事になるのですから。