テスト2

先の与太話には“ヨーロピアンと比較してください”とか“エルズベルグで上位を独占したGTタイヤと比較しては?”さらには“アジアンタイヤで比較すれば?”
と、言った予想外の反響というか、ご意見を頂いた。

尚、ご意見を頂いた方々には個々に返答というより今回の与太話にてお答えとさせていただきたく思います。

さて、世界選手権エンデューロの参加マシン要綱の中に“通常的に入手可能な一般市販車”と、あります。

それと同様に弊社は基本、何処でも入手可能な商品、継続している商品を主に考えております。


ゲリラ的というか、今風に言うならテロ的な商品。

つまり、その場限りの他より安いだけを売りにした商品の取り扱いは基本致しません。


つまり、性能品質という部分からも弊社自身が責任を負えない商品、良いと思えない商品取り扱いもしない。
ですから同じ様に自社の商品テストの比較するにしても良く判らない、知らない商品とのテストも致しません。


余談
なんか“致しません”というとDOCTOR Xを思い出しますね。また、他のアジアンタイヤが悪いとは言っていません。

ただ、国産は基本何処でも安定して入手できるのが最大の魅力ですし性能も高い。

勿論、歴史あるヨーロピアンもそうですが。
と、いう部分からも中々比較するタイヤ探しって難しい。

 

余談
昔、同級生が日本を代表する大手電気製品のメーカーに就職。

して“アンプ開発部門”に配属された。
その彼および同僚が開発したアンプは“ブラインドテスト”を経て発売される機械が決められる。と、言った話を帰省した際に言っておりました。

 

そのテストの際にはリファレンスの為として用意される100万以上の機械もあるが機械が見えない状態で聞き比べしても区別がつかない。

違いが判らない。なんて事も多くあったそうです。
また、先に値段を聞いてテストとはまるで違う結果になると言っていました。

 

つまり、先入観が如何に人の判断に影響を与えるか?と、いう代表的な例でしょう。


そう、データに基づかない人の印象などあまり意味はない。また、オフローダーにありがちな一メーカーに偏った。または利害に縛られたテスターならテスト自体も同じく意味がない。

 

ですから、何処で勝った!評判が良いなどという話も大事ですが参考、リファレンスとなりうるタイヤとの比較してのタイム測定が大事である。

が、タイヤの場合は効く、効かない、滑る、登れる、減る。と、いう部分が意外と明確な部分もある。


 そう、本格テストの前に“フィーリングによるテスト”を行ってタイヤテストを行うレベルにあるか?の確認である。

その結果によってはテストが出来ない。もしくは変更、つまり、新たなコンパウンドのタイヤとなる場合もあり実際に走って初めて如何するか?です。

 

前回は自社が扱う新型と旧型の違いが主体+他とどのぐらい違うか?タイム差は?と、いう部分を自身の責任から知りたかった。
今回はデリにとっては全く新しいコンセプト。だから比較するベースタイヤが自社(デリ)にありません。結局比較すべきタイヤ、比較に値すべきタイヤを中々探すのは難しい。

だから余計先に履いてみましょう。と、いう事になる。

 

おまけ。
先に言った最後にテストしたヨーロピアンタイヤが数秒という単位で速かった!と、述べましたが実際テスト前の重量測定では最も“重いタイヤ!”でした。それもキロ単位で重かった。


性能に直結するバネ下重量から見ても不利ですが”重い=密度が高い”からですか摩耗時まで速く安定したタイムをたたき出した。またそれを裏付ける様に安定感、フィーリング共にとびぬけておりました。早い話、相当なレベルですね。

 

しかもそのタイヤは元来“日本製”なのです。と、いうかルーツは日本製というべきですが日本のデザインをベースにヨーロッパのノウハウというかエッセンスが注入されヨーロッパの会社が韓国の会社に生産委託後、その会社の中国工場で生産されてヨーロピアンブランドとして売られています。

 

そしてそんなに250FIが2T 125より速いのか?
と、いう質問が有りましたが現実にもはや同じクラスでは戦うのは無謀なほど違う。ま、だから144が出来たのですが・・。

 

2T125とてtmであれば“面白さ”も“速さ”も最高のマシンですが、同じクラスでtm250FI戦うなら厳しい。
それくらい4T250FIが速いという部分もあります。

特に現在の“トラクションコントロール”装備モデルの速さはもはや異次元。と、言えるほどこのデヴァイスの効果は高い。

この“トラクションコントロール”は2T250以上、そして4T250以上から装備されていますが、一回乗ったらついていないマシンは乗れません。
まして2T250に装備されている“電子制御パワーバルブ”とのマッチングはもはや“筆舌に尽くしがたい”程のフィール、速さそして面白さを味わえます。
 新シリンダーを持つ17モデルのシルキーフィール満載のエンジンはもはや2Ttm250は世界最高のマシンの一台です。

 

そしてトラコンって“タイヤが摩耗しない”と、言えるくらいタイヤに優しい。

2T250ならすぐにタイヤが欠けたり、そげたりしますがまるでそんな気配が有りません。


そうなるとトラコンが装備されている、いない。と、では同じタイヤでも印象が異なるでしょう。
イヤハヤ、進化というのは、ましてレーサーの進化というのはものすごい勢いです。