ニーゴーにしたいの~

23日の日曜日は先日販売させていただいた07tm125中古車納品と山遊びを兼ねてお客様と二人で山に入った。

良く一緒に走る方々は“レース”なので人数的にはちょっと寂しいが人数が少ないのは気楽と言えば気楽。


ただ、同行されるお客様の年齢である。
ホボ自分の息子と同じ。って言うのがちょっと気恥ずかしい。

最近はいつもそうだが・・・。

 

ま、そんな話は如何でも良いが、今回ちょっと悩んだ。

と、いうかそんな自分でも意外でもあった。


悩みとは乗るマシンを何にする?と、言う贅沢な部分。

先の中古車の125と同じく中古として販売予定の16tm144も整備後の試運転をしなければならない。


また、インプレでも述べたようにパンクのおかげで17tm144の慣らしが不完全というか、走行時間が短いので各部のあたり取りの為にも、もうすこし乗り込みたい。
ま、速い話、乗らなければならないバイクがある。


と、仕事としても大事な部分でしかも今年は雪が早くておまけに寒い。

更にイタリア出張もありますからテスト走行時間は限られているのですが・・・・!

しか~し、自分の気持ちはニーゴーに乗りたくて、乗りたくて仕方がない。


してそんな自分に甘い性格ですから土曜日の内に250をトランポに積み込んでしまいました。

 

言い訳するなら。
125、144は今まで毎年乗ってきたが2T250は14モデルから本当に久しぶり。
なにより、今年の17tm250の乗り味がとてつもなく“デリシャス”であり、またフィーリング、サウンド等何から何まで今までの2T250の印象をすべて消し去る出来栄えといえるのです。

それの再確認という部分もある。

 

なにしろ17tm250は素晴らしい。

と、いうか自分の一つの理想のマシン!と、言って間違いない。


もう自分の気持ちに我慢する年齢でもありませんからね。
旨い物を食べ、したい事をして、したくない事はしなくとも良い年齢と、いう意味です。
どうせなら“良いお○なじゃなく良いバイク”って事っ!

 

まず、乗り易さ!
実はtmには合わないと感じている言葉ですが、車体の軽さと重心の低さからくる取り回しの軽快感です。

先日試乗された方は“125みたいに軽い”と、表現された方もおいでになったほど軽いと言えば想像がつきますか?


加えてエンジンマナー、操縦安定性どれをとっても五感にぴったりなのです!

 

絶妙なトラクションコントロールの効き味。
元々強大なパワーを誇るtm2T250ですがそのパワーに振り回されることなく250の痛快さ、速さを自在に楽しめる感覚は実にほれぼれというか、涎が出てくるほどの気持ち良さ。


反面、いつもの林道なら僅か10~20%のスロットル開度で存分に愉しさも快感フィールも満たされますから安全に疲れずしかも長い時間楽しめます。

 

余談
先日、試乗会会場にて久し振りにコース走行してきました。
小さいながらジャンプもあって飛んできましたが、そんなコース走行も存分に愉しめる懐の深さとパワーの余裕も兼ね備えています。

コースが愉しかったというのもありますが今度、行きましょうか。

しかも、拍力に満ちながら心に染入る快音。


しかし、250シングルとしては飛び切りスムースで軽快な回転フィールの緻密さというか、官能性能というか、悦楽というか、とにかくエンジンのフィールがたまらないのです。

 

250を評して良く乗れない。乗り切れないという方がおいでになるが実際は最もライダーフレンドリーなマシンだと17tm250に乗って感じます。


だって、速さもパワーもすべて乗り手である貴方がコントロールできるのです。パワーがあるなら開けなければ良いのです。

しかも、開けなくともその面白さ、愉しさ、スピードに山遊びに不満はないのですから。

開けすぎです皆さん。

開けすぎるとパワーに遊ばれてしまい大体マシンの本質は判りません。

 

余談
正直、今人生最後のバイクを選べと言われたならtm250ENがその筆頭になるのは事実ですね。

 

そして連日からの雨でたっぷり湿った林道、作業道を選び冷たい秋の空気の中を走り回って今年のtm250ENは間違いなく旗艦と言える素晴らしさだというのを改めて感じた。
いや、改めてというよりより一層その思いが深くなった。

 

狭く、落ち葉で轍が隠れて路面が見えない中でも圧倒的なスタビリティーは気持ちよく、安心して一気に三桁の速度域にいざなってくれるかと思えばヌルヌルの登りの再発進は通常なら中々難しいがいとも簡単に、また、リヤも滑らず、ホイルスピンも感じずまっすぐ上る様は正に“アメイジング”。

 

しかも始動は常に一発、アイドリングもピタッと安定。
更にスロットルワークに寸部違わず追従しながら、未熟なライダーがラフなスロットルワークをしたとしてもマシンがコントロールしてくれているのか?絶妙に食いつくトラクションはもう奇跡を見ているのかもしれません。

 

更に狙ったラインを寸部違わずトレースするかと思えば、コーナリング中でもラインを変更が可能なハンドリング。
して、相も変わらず“コントローラブル”で強力なブレーキetc・・・・!

 

これほどライディングに夢中というか、のめり込むのは何年ぶり?いや、もしかしたら初めてかもしれない。

 

同行された方が言うには“完成度が高く過ぎ?って感じですごい”と、例えられた。
確かに、ここまで完成度が高く、うまく表現を伝える事が難しいと来年どうするの!と、思う程全てが “高度”でまとまっているマシン。

 

昔からの混合燃料を使用するアナログに最新のデジタル電子制御システムをただ組み合わせてもこのフィール、味付けはできない。

そこには人間の想いが注入されてはじめて乗り手の感性をくすぐるような人間チックな味わいがうまれた好例だと思う。
いや~、これほど素晴らしいマシンに出会えて本当に幸せだと感じます。

 

でも今年最初の転倒があった!
路面を横切る10数センチほどの路面に対してかなり斜めに倒れていた倒木を乗り越える際、予定よりフロントが上がりすぎ、おまけに速度も速すぎてリヤが乗り越える前に滑って転倒してしまった。


この程度で転倒!と、ちょっとショックでしたがtm250との山遊びはコレも含めてとてつもなく贅沢な時間を頂きました。

昔からよく使ってきた言葉として“俊敏にして豪快、豪快にして優雅、優雅にして華麗、華麗にして清楚”と、言う言葉がありますが、この言葉初めて今最も似合うのがtm250でしょう。
本当に素晴らしい!

 

おまけ。
先日、250FIを納品した方よりインプレを頂いた。これまた素晴らしいとの事。イヤ~tmって本当に罪なマシンばかりです。