tmはレーサー

先日、試乗会を兼ねて走行会にて恵庭市の林道を走ってきた。
実に多彩なルートでメチャ愉しかった。
特に4輪での走行は無理であろうギャップや轍で荒れた林道を本当に久しぶりにカッ飛んだり、ウッズを走ったりと実に楽しめました。

また、同日tm試乗希望の方の他機種16年モデルのエンデューロバイクに乗る機会を得てtmとの違いというか、結果的にはtmの素晴らしさを再発見でき望外の試乗会になった。

そう、tmの最高の動き、走破性、速さ、安定感、面白さが一段と際立ち新たな感動も見いだせた。


それは純エンデューロレーサーtmの“すごさ”。と言える。
いや、tmって言うマシンは本当に安全であり、その安全性が面白さ、愉しさを支えているというのを再確認させられました。

最初は250FIに乗って走行。
当初、今一フォーク固いかな?と、思って圧を1クリック抜いてみた。
随分と良いフィールですが、伸びも少々抜いたほうがいいかな~位でその日は終了しました。


144は先の林道にていいかな?が、ばっちり状態で本日の走った路面状況、走行速度では満点!
と、いうかもうこれ以上ないと私のスピードでは感じました。
して、tmは市販状態でダンピングを少々変更しただけで満足しちゃう。

つまり、何も改造がいらないというtmにとっての当たり前、ありがたさも改めて身に沁みました。


余談
これってtmだけ乗っていても当たり前すぎで他に乗って改めて感動する部分。

 

tmのサスは固い。と、言われています。
ただ、日本語なら固い、硬い、堅いetcのどれか?と、言うなら中々適切な言葉が見つからない。
英語ならhard tight strong stiff strict rigid等 が思い浮かびますが、tmの場合strongと表現するのが最も適切と言う事に気が付いた。

 

例えばウッズ。
細く、曲がりくねった林間コースには至る所に倒木や木の根っこがあります。
細めの倒木や木の根というとフロントタイヤの当たりによって“滑る=転倒”という文字がライダーの頭をよぎります。
 普通“滑る、転ぶ”恐怖を一瞬感じます。でもtmに乗ってから何も問題なく走破してしまう。


つまり、小さな障害物に対してもきちんと動き、衝撃を吸収している。

また、不規則で大きな連続ギャップを飛ぶような状況でうまくギャップの頂点を飛べずにギャップの底に落ちる場面がありますが、その叩き付けられるような場面でもtmは何事もなかったように走破します。


そのサスを強靭なフレームが支え、サスの動きを、性能を引き出しているからです。

今回走行した場所は一応周回できるようにアレンジされていた
そのコースを都合4周かな?走りました。


最後に他機種の16モデルのエンデューロバイクに乗る機会を得た。同じ日に同じコースですからtmとの違いが良く判りました。


良く動くサスで随分ソフトというかしなやかに感じます。
エンジンも2T250故に余裕があるというかマイルドで実に制御しやすい。
そう、一般的に言うと“とても乗り易い”。


しかし、乗り込んでいくとしなやかに動くように感じるサスは腰がなく、ダンパーの弱さから肝心な衝撃は吸収できずに小さな石にはじかれたり、細い倒木や木の根にも良く反応(この場合は滑る)します。


つまり、挙動が敏感で気が抜けない。

tmとは値段が違いますから仕方ありませんが、聞くと2T250で120万との事でそれほど違わないがレーサーtmに対してトレールみたいなので機械レベルはずいぶんと違う感じ。

 

愉しむには何より安全が重要という事で思わずユーザーさんにフォークのダンピングをもう少し効かせた方が良いね。

なんて講釈を垂れてしまった。もっともサスだけではありませんでしたが!
サスとブレーキと、いう一番大事な部分がちょっと問題ありというか、安全性に直結する部分です。

 

以上、基本お客様に対しての試乗会でしたが、最新鋭他機種(しかも新車、標準状態)に乗ってみることができたのが何よりの収穫でした。


判っていましたがいや~、やっぱりtmは最高です。
tmの価値を新たに、いや改めてか?再確認できました。
市販エンデューロマシンとして全くスキがない。

日本で市販車、つまり誰でもこれほど高度なレーシングマシンを購入できるのが何より素晴らしい。

 

と、いう事で26日はまた山に如何ですか?

 

さて、悲しい話。
この業界で数少ない尊敬できる。と、いうか先輩と呼べる方が先週まだ60代で亡くなった。
彼とは良い思い出では何一つ嫌なことが無い。

それどころか彼のふるまい、闘病から沢山教えられました。


問題を先送りしない、後悔しないで日々大事に生きなさい。

正に人生の先輩、先生と思える方でした。


今できる事、今したい事、やらなければならない事は本当に生きている今しかありません。
ろくでもないバイクに乗っている暇はありません。人生は短いのです。良いバイクに乗りましょう。