tmのステアリングハンドルバー

画像はtm純正ステアリングハンドルバー(以下ハンドルバー)


昔からのtmファンというか、弊社とお付き合いいただいている方にはご記憶されておられる方もおいでになると思いますが“あのD.F.S.”のメーカーと同じイタリアはHi line社の“Reikon”ブランドです。


余談  
Reikonとは日本語の“霊魂”が語源。

昔、Hi line社とはtmから紹介を頂いて取引が始まりレイコンD.F.S.という衝撃吸収ハンドルバー、クラッチプレート等を輸入し販売させていただいていた。


このハンドルバーはミカやロマンが日高での装着もあって問い合わせが多く、また、tmに限らず口コミから高い評判を頂いて当時ずいぶんと販売させていただいた。


驚くのは今も尚ちょっと古めのtmには装着されている方がおいでになれば、年に一度くらい“まだあるの?”と、問い合わせもある。思えば自分も古いtm用に2本ほど持っています。


余談
D.F.S.とはDamping flex systemの略。(バー自体で衝撃吸収)しかし、本当に良い物は自然に歴史が出来上がる。

さて、四方山話から始まった与太話ですが初めてハンドルバーの話をするような気がしますが?tmにとって重要な部分ですので紹介します。

 

現在のマシンに新車から装着されているtm純正ハンドルバーの評判はとても高い。
また、良く売れます。


だからと言って単純な自慢とか宣伝の為ではありませんが、実際、強くて曲がらない、操作に違和感が無くて交換する必要が無い。と、言った評価を頂いている。


元来レイコンの品物(以前のDFS)は当時他の社外のアルミハンドル(例えばレンサル)の倍近い価格。

また、現在のハンドルバーも純正故に安くはありませんが意外なくらい純正に問い合わせがある。

余談

tmスプロケットも同じで社外品だと石をかみ込み損傷、マディで曲がる損傷、摩耗が多い。何より寿命が違う。tmの場合だけでしょうが純正部品に社外部品など遠く及ばない。と、いうか純正のレベルが高い。

 

アルミフレームの初期である08の4T250を渡辺氏がテストの際、“いや、tmの場合は特別ハンドルバーを交換する必要はありませんね”と、のコメントを頂いた。


また、同じく2Tのアルミフレーム(144)も同じ様にtmオリジナルを推奨された。

それまで(07まで)は自分用として氏自身の手曲げにて制作されたベストテク(ハンドル)バーを使用しておりました。


実際、ベストテクバーを装着すると当初はポジションに違和感がありましたが実際走ると“乗り易い”と、いうかうまく走れ、実際タイムを計ると確実に速かった。

また、疲れが全く違いました。


余談
しかし、ベースハンドル自体の強度が弱く軽い転倒でも簡単に曲がるのでいつの間にか使用する事もなくなった。


と、言うのも08以降はtm純正ハンドルバーが非常にしっくりくるというか、自然で違和感がない。それどころかとても気持ちよく操縦、ライディングできる。ですからハンドルバーを交換する意識などアルミフレームになってから無くなっていました。

 

tmは純正ハンドルが他よりbetter であり限りなくbestに近いです。

証拠として損傷時などでも社外より純正を購入される方が多いのも現実ですから。


実はこのレイコン製ハンドルバーはとても強度が高くてD.F.S.もそうでしたが通常転倒で曲がる、損傷する事が少ない。舗装道路で叩き付けるような転倒でもしない限り曲がらない。と、言えるほど。


それもあって知っている限りtmユーザーさんは他のメーカーのハンドルに変える方が少ないように思えます。

それどころか純正MX用のレイコンを取り寄せて!と、言うリクエストも出てきます。

ここで一つ、疑問があるでしょう。


そう体系。
身長も違えば手足の長さも違うのにも関わらず純正一種ですべてのユーザーが満足するなんて有得ない。
確かに、間違ってはいないとは思いますが、以下今年起こった実際の話です。

 

2T250を購入された方が“tmってハンドルはどれが合いますか?”と、言う質問を頂いた。


その方が言うには。
シェイクダウン時に自分のポジションとは違う?と、思いながら色々とバーを交換して走るがどうもしっくりこない。で純正に戻すととても走り易いのですが、何やら不思議でこれで正しいのでしょうか?

と、言う質問でした。


純正が一番しっくりくると思いますよ。と、アドヴァイスさせていただいたところ“やはり、そうでしたか、自分もそう感じましたが、今まで標準純正がマッチするバイクはない?と、思っていましたがそれで納得しました”


と、コメントを頂きあれこれ話をしているうちに偶然この方もベストテクスクール経験者。故に話は早くて納得いただけたようです。

 

一種類のハンドルバーのみですべての体系の方が満足するのか?
と、言うなら答えは100%の正解ではないが、現在の高度なマシンに限ればあながち間違いでのないのが本当のところだと思います。と、言うか対応できる体系が幅広いというべきか?

特にtmの場合ですが。

 

二輪車でのオフロードランは4輪と違って操縦者というか、乗り手の技量、センス、経験の方が機械の性能差を簡単に埋める要素として大きい。(かった)


例えばバイクと人間の能力の合計が10だとすると人間が8以上、バイクが2以下と言って過言ではなかったでしょう。

 

しかし、最近のレーサーはマシンの比率が大きくなってきているのはお分かりだと思う。
今は少なくとも3以上、もしくは4を超えている程マシンの進化が進み、結果マシンの全体に占める部分がとても大きくなってきた。


そう、確かに今尚乗り手の能力比率は大きいが、マシンの影響というか比率がほぼ互角に近いように思えます。


その結果、フレーム(マシン)にあったハンドルであれば広い範囲の乗り手に満足させられる。言い方を変えるならライダーよりフレームにあったハンドルが大事という部分。


マシンが乗り手をコントロール?ではないですが、現在の良いマシンというのは乗り手を育てるという部分にもつながってきています。

それをよく理解し、マシン性能を引き出す、生かす為にtm社が自社設計しレイコンに制作を依頼している。


つまり、ハンドルバー一本にもテストや吟味を重ねて装備されます。単純にコストという理由だけで部品を選んではいない。


余談
tmのテスト(開発)ライダーの“レベルの高さ”にいつも感心しています。全くブレがない。tmの歴史、伝統を継承しながらも確実に進化を感じさせてくれます。

 

昔々、リック・ジョンソンスペシャルとか、ジェフ・ワードタイプなんて当時有名スーパーパークロスライダーのハンドルバーがあって自分も色々というか、俺はリックの!何て言っていた記憶もありますが今は昔話となっています。

 

それほど現在のマシンの進化はすざましいのです。