何度目かのマンマ・ミーア

バイクネタを一回休止して与太話を一つ。
輸出入に携わって25年以上経過、その間カード詐欺、出荷間違い、貨物の破損、遅れ、消滅など様々なトラブルを経験した。

だから大体の事に焦ることもないが本来は安全である国際宅急便による単純な輸入にも関わらず担当者の仕事のスキル(能力か?)、責任の逃れから中々、ハラハラ、ドキドキをさせられた話を一つ。

余談
ちなみに一番多いのが荷物の遅延、出荷間違い、破損。消滅とか詐欺については今アジアからのカードオーダーは90%以上詐欺だと認識している。

 

まず仕入れ先の担当者。
会社自体とは10年ほどの付き合いがあるが社員個人の問題からか?全く能力がないのか、それともお国柄か? 質問どころか、注文にも返事はない。

以前はそんな事などなかった。

 

しかもメールだけじゃなくFBメッセージ、ファックスしても返事が来ない。
4度目の連絡にやっと返答は来てやり取り、注文は終了したが今度は注文後にやってきたインヴォイスは間違いだらけ!


訂正指示ついでにオーダーを変更するに再度メールにて問い合わせるがまた返事が来ない。この間10日間経過!


余談
外国の会社ってよく担当が退職も含めて入れ替わる。

問題はそのたびに電話番号(個人直通)やメールアドレスも変わるのが結構厄介。
加えて日本ならメールをしたら返事が即来るのが当たり前だが、外国との習慣違いもあるか?

 

これ以上は待つ時間がもったいないというか、我慢できないので電話。
さすがに日本から電話が来るとは思っていないらしくびっくりしたのか、その後、その件だけはスムースに動くが、しかし、在庫もあるにも関わらず発送は10日後だという!


ま、相手のルールに文句を言ったところで仕方もないので待っていたが、今度は出荷日を超えても出荷案内が来ない。

メールしても返事がないから、また電話。
電話口ではちゃんと謝るが、その言い訳は“一部在庫がない”と言ってきた。


“今更かよ”とびっくりする内容。

全く外国人のお約束のような自分の都合、子供のような言い訳ばかりである。
なんだかんだとやり取りの後、最終的な出荷日を確認したら今度はさすがに約束の日に追跡番号がやってきた。


つまり、やっと発送された様だが、問い合わせから発送まで20日間超えって!どうよ?

先にも言いましたがこの会社とは多くはないが10年も前から取引がある。

また、他の国とも取引はあるがいくら外国人とは言ってもこれほど怠慢というかだらしない相手は初めてである。

しかも一応先進国の会社である!

 

トラブルはそれにとどまらず、輸送会社のサイトで追跡番号を入力したら今度は“not found”と画面に現れた。
嫌な予感はあったが、ま、時差の関係でしょう。
と、思って丸一日待ってみたが画面は同じ。


そこで“カスタマーセンター”に電話するもデータが反映するまで数日様子を見てほしいという。悪い予感って当たる確率が高いものですが!

 

毎日チェックするが2日たっても同じ。
再度、“カスタマーセンター”に電話すると本国から送られたメールを転送してとの依頼。

その後、翌朝までに返答するとの事。
なら、先に言えよ。状態ですが、先日とは違う若いお姉さんみたいなので文句は言わなかった。(おやじですからね~)
翌朝、案の定返答はなかった。
が、画面に現在の状況表示が確認できましたが、なんとまだヨーロッパから出ていない!
その到着予定日を見ると、え、入荷予定日に間に合うのか?と、言う感じのタイトな日程。

 

一応余裕をもってお客さんには弊社からの発送日を知らせたが、この時点でそれも怪しくなってきた!
画面を確認すると到着予定日まで後2日を切った。

でも荷物はまたフランクフルトにて保管中とある。

 

再度“カスタマーセンター”に確認すると、税金の書類が不備でその書類を待っているとの事、そこでシッパー(送り主)の問題か?と、確認すると運送会社の社内的な問題。と、今頃言うので呆れて同じ会社なら電話でも確認、催促できるだろう。と、久し振りに文句。


“申し訳ございません”と謝ってもらっても品物が到着しないなら腹は立っても役には立たない。

今回の運賃はとても高くて約500ユーロ(約65000円)である。しかも、当然前払い。
実はこの価格を出すなら通常の航空便のほうが確実で早いのは判っていたがまさかこんな事になるとは想像もつかなかった。


余談
こんなに遅れるならエコノミー便(日数はかかるが安い)との差額を返せ!怒鳴りたくなりますが、言ったところで戻るはずもなく腹を立てるこちらが損なりますかならね。

しかもその時点でいつ到着するのが判らないという。


無くなる事はないのか?もし、無くなったら責任は取ってくれるのか?と、聞くと大丈夫ですドイツの倉庫の中ですから!と、質問に対する答えでもなく、しかもノー天気な返答に怒りすら消え失せた。して、その状態が1週間継続である。
当然、はるか以前に到着日は過ぎていった。

 

なぜ、一週間くらいの遅れを気にするのか?
遅れる仕事はしていないのと同じ。そして急ぐから時間にお金を支払うのです。
理由は外国からの貨物の場合、時間がたてばたつほど荷物がなくなってしまう。


また、壊れる(壊される)確率は高くなります。過去に何度も経験しています。

して、その相手の責任というか壊しても、なくしても弁償は期待できない。
よしんば弁償はOKとなっても同じものがない場合もある。

また、再手配に時間がかかる。つまり、弊社の信用の問題になる。


だから、あまり遅れるなら今一度同じものを頼む場合もあります。ですからこの様な遅れは大損害につながる確率が非常に高い。

単純に商品代金&運賃だけでも倍になるのですから大赤字。

 

その後、カスタマーセンターから“正式な納期はまだわからない”と、いう連絡が毎日来るのは誠意を感じますが、なんかアレッって感じでしょう。
ここまでくるとさすがに怒りはないが、情けなくなってくる。

 

その状態から3日後やっと納期確定の連絡がきました。
結果、当初の予定から10日後にやっと入荷した。届いた箱の上に10日必着の文字には笑ってしまいましたが。

そして案の定というか、遅れた貨物のお約束で箱は手荒に扱われてヘナヘナ、クタクタの状態。
画像でご確認できるでしょう。

 

幸い大きな商品損傷は見当たらなかったが、梱包が半分くらい切損して中身が出ていました。
この責任は?
当然、弊社ですよ。


運送会社も、シッパーにも文句を言って腹を立てるだけ時間も無駄、損です。
また、梱包を修正、物によっては値引きして発送です。

 

日本とは違いすぎるのは判りすぎるほど判っていますが、ここまで、しかもシッパー&キャリアーの両方の不手際が重なった。と、いうのは正直記憶がない。


予定日到着が当たり前の今時、遅れたが到着がうれしいなんてとんでもない話です。

 

改めてtmとの違いに唖然とします。
緊急の場合、運賃を無視して部品を注文すれば日本国内とほぼ同じ中2日から3日で届く。
通常の場合でも大体7日である。
確かに付き合いの深さ、歴史の違いはあれど、今回のあまりのお粗末さに久し振りにがっかりでした。

 

昨今、海外通販というか、個人輸入で部品等を買われている方が多いと聞きますが、すべてまともに来るとは限りません。

いいえ、まともに来ないほうが多いともいえる。


正規輸入品の国内での部品価格がちょっと高価だとしても間違い、破損等何かあった場合、きちんと対応してくれます。

しかも、何より日本語で話ができる。


海外通販の多くは間違った品物が来ても、壊れて届いても多くの場合は泣き寝入りです。
パチンコと同じで勝った時の話はするが、負けた(つまり、日本より高い、間違っていた、失敗)時の話はしないものです。

 

世界は狭くなりました。
しかし、日本での当たり前のようなサービスを得られるのは未だに日本だけです。

日本と同じ、日本の常識を振りかざしても通用しません。


話だけは通用したとしても、実際望みのように成ることはほぼ100%無理。サービス、責任感などという言葉はないに等しいのです日本の他は。