暑く、しかも北海道でも“蒸し暑い”と表現できるような日々もやっとお盆が過ぎ去ると同時に過ごしやすくなりました。
が、7月から8月の暑さにはさすがに“バイクに乗る”と、言うのを考えてしまう程の暑さであった。この部分でも年齢が恨めしくもあるが、乗るバイク(tm)が今、丁度手元にないのはこの時期実は幸いだったのかもしれない。
さて、すでにtm16モデルにチラホラとお問い合わせがやってきます。
15tmはフルチェンジでしたが16tmはマイナーチェンジとなり大幅な変更とは言えませんが、そこはレーシング・コンストラクターのtmです。
実は2Tは更にジオメトリー、サスペンションは結構大規模なモデファイが施されました。
これも含めて価格、使用詳細はもう少々お待ちください。
しかし、16モデルの価格等はまだ決めることも出来ないので紹介は正式発表まで!と、思っていましたが実は詳細は各国インポーターが画像等をFBにアップするものですから、こちらも黙っている訳に行かなくなって弊社のFBにはすでに画像、変更部位をアップせざる得ない状況でしたから画像をご覧いただいた方もおいでになるかもしれません。
いずれにしても2T の試乗車は早ければ8月末から9月上旬には日本に到着します。
その前後となるでしょうが、きちんとした画像、仕様、価格が決まり次第改めてアップいたします。
2Tの生産が先になりますので当初は2Tの試乗車入荷になりますが、今、125か?それとも144か?もしくは両方?と、悩んでいます。
尚、4Tは10以降の生産ですので4Tの試乗車は後日改めてになります。
さて、質問をいただいております。
代表的には。
* 2Tにはセルが付かないの?ですが。
答えとしてはtm2T250/300にはエレクトリックスターターは装備されません。
現在の状況では2Tにもエレクトリックスターター(以後セル)を装備されているマシンが多数だからでしょうがtmにもセルを望まれる要望はあります。
しかし、現時点ではtm2Tにはセルは装備されません。が、将来的にはその可能性はあるかもしれません。
反対にこれほど他すべてにセルが装備されるなら、純2Tレーサーとしてセルが無いマシンとしてtmがあっても良いのではありませんか?
しかもtm250/300には他にない特徴があります。しかもその優位性は驚くほど高度な装備です。
* アルミフレーム
* 電子制御排気デバイス
* シフトセンサー
アルミフレームは輸入エンデューロマシンの中では唯一の装備です。しかもすでに8年間と言う実績あるフレームであり、各機種に対応した高剛性でありながら、剛性バランスに優れ、しかも軽いというフレームは唯一無比です。
電子制御排気デバイスは2012tm125に初採用された高度なシステムで15モデルより250にも採用されました。
エンジン回転によって排気タイミングを電子的に無段階に、しかも精密に作動させることによって高い効率を実現します。その圧倒的と言えるフラットなパワーデリバリー、大きなトルクに貴方は舌を巻くことでしょう。
シフトコントロールセンサーは電子制御排気デバイスを更に高度にコントロール可能とします。
これはシフトの位置を感知するセンサーであり、このセンサーによって更に綿密に排気タイミングを実現。
それは貴方が選んだギャー/回転数に対して的確な排気タイミングの為です。
きっちり一回転、一回転制御された高効率なエンジンはスムースでなめらかに湧き上がる上質感あふれる回転フィールと強大なトルクをライダーに与えてくれます。
tmと言う会社は基本的に何度も言いますが“レーシング・コンストラクター”であって、レーサーのみを製造しており、一般的な車両といいますか、トレールバイクなどの生産はしておりません。
つまり、“競技用車両”のみ。そして、それは先のフレームも含めた上記の装備は“レーサーtmだけ”の装備なのです。
して競技用車両=レーシングマシンと、言うのは最初からレース、競技の為のマシンになります。
また、レース用マシンと言うのは、贅肉の無い、シンプルな構成であり、軽いのもまた一つの性能になります。
それ故にレーサーtmは余分な重さ、装備になるセルを装備しないのです。が、上記の様に他にない、レーサーとして性能に特化しているのです。
セル付きバイクを選ぶのも、性能に特化した究極のマシンを選ぶのも貴方の自由ですが、2T=軽量が何よりの価値でしょう。