良いお店

バイク屋さんと言うのは本当に“良い人”が多い。

今になっては多くは過去の話だと思いますが、例えば。
お客さん(常連さん)と一緒に遊ぶ。
店に出かけたらコーヒーサービス&時間無制限で仲間と談笑。

レース遠征もお店の車に便乗。洗車もお店の洗車機を自由に使用。
整備スペースにも出入り自由、工具は使い放題、修理工賃は格安とか無料、部品は純正より社外という安い物をお店が率先して探す。

 

安いのは歓迎ですが、安さをサービスと勘違いされているのか?と、第三者が受けるほど。


安くする、利益を削ることにて商売の基本中の基本である最も大事な仕入れ先をも見えなくなっていた。それほどまでしてもお客さんにとって良い店で在ろうとしていた。


お客さんはそこまで望んでいるのか?いないのか?と、思わず、大丈夫?と、心配になるほど。

でも大体の場合“常連さん”は、お店が思う程お店を大事には思っていない。そういう常連さんが多いと不思議に新規のお客は居ない。

 

実際、恥ずかしながら弊社も20年以上前のショップ時代は似たようだったから良く判ります。

 

いくら趣味のお店と言っても本当に良いお店と言うのは果たして上記のようなお店で良いのであろうか?
間違いなく言えるのは少なくとも上記のお店と取引している問屋さん、メーカーさんにとっては“マイナス”であったのは事実。


結果、今現在は日本の問屋さん、メーカーさんも気が付いたのでしょう“契約”の名目の元で淘汰されバイクショップと言うのは随分減少してきました。

 

そう、昔の様に業者と言うだけで業者価格、つまり、標準価格から割引など今はない。

また、今の時代は業者だからと言っても“代金引換”である。

 

さて、弊社は販売店様に対して卸売以外にも一般のユーザー様に車両も直接販売させていただいている。


確かに直接販売の依頼増加も一因ですが、本来輸入元であれば販売網を形成、販売店さん経由にてエンドユーザー様にサービスを提供するのですがtmの様な未だにハンドメイド、少量生産&高い価値を持つバイクには果たして正しいとも思えないからです。


理由はお店にもよりますがtmという商材を大事に思わず、感じていただけない。tmを商売と考えていただけない。

最悪は価格だけで判断する。

tmに限らず商品を勉強されない、大事に考えないお店とお付き合いすると結果マイナスが非常に多かった。

 

正直、直販が正しいとは考えません。

理由は簡単でサービスが行き届かないから。

しかし、販売、営業努力をされない。ましてただ“お客さんに良いお店”はとても高い確率で後々我々にありがたくない状態になります。何より例外なく最終的にはユーザー様も大事にされない。

結果、安易に販売店を増したくもないのも実は本音。

 

最も今まで問屋側も相手かまわず“業者販売”するからと言う話ですから“どっちもどっち”なのも事実ですが。

 

tmの様なハンドメイド、かつ世界で年間1000台という少量生産&高度なマニアチックなバイクは“tmファン”と、言われる方々、いつかはtmを。と言う方々に存在させていただいていると言っても過言ではありません。本来どこでも購入できるのもおかしい。と、いえばおかしいのです。


 お一人で数台お持ちなっているユーザー様が本当に多い。
当然、弊社にとってその方々、そのユーザー様をきちんとサポートされているお店がとても大事。

 そういうお店は多くはないですがお客様は勿論、弊社&tmにきちんとした対応を実践されている。何より自社のユーザー様と良い関係を築かれている。

また、だからお客様たちもお店を大事に思われているのでしょう。

結果、販売店さんの努力は勿論ですが、それが販売台数に結びついているお店が実在しています。

 

普段は離れていますから、実際どのような対応でお客様と接しておられるかは不明だが、このようなお店が正に“良いお店”と言えます。

 

人間は同じ物を購入するなら“安い方”を一般的に選びますが、世の中をご存じの方は“安い”を喜ぶ前に他に比べる物があるなら“どうして安い?”とか “安い先”には何がある?と、考えます。


ましてバイクの高いか、安いか? 良い、悪いは、継続使用して初めて判る話です。

 

tmに限らず、だからお店選びはとても大事になります。