tmと弊社の歴史

中学生からバイクに目覚め、高校時代にバイクにて怪我&入院。大学から10年間ほど車に興味が以降。

27歳頃からバイクに再びのめりこみ現在に至る。

 

1986年7月
脱サラから外国製オフロードバイク専門ショップ ガレーヂ・ワークスを開店。

 

1988年 6月 
アチャルビス主催の南米初の国際ラリー“インカラリー”に出場。初国際レースながら 83台中15位完走。

 

1988年7月 
現住所にてガレーヂ・ワークス新店舗移転。

 

1989年6月
インカラリー2年連続出場。シリヌ・ヌブーとの数百キロにも及ぶバトルは今も忘れられない。レースはヌブーとのバトル翌日ヌブーに抜かれてクラッシュリタイヤ。結局、ヌブーに呑まれていた?

 

1989年9月 
ミラノショー初訪問。
ミラノショーにて“tmブランド”のモーターサイクル確認。その強烈なインパクトは今尚鮮明。

 

1991年
当時日本にて入手できなかったマルゾッキマグナム、キングタイヤ等外国製部品、用品等の輸入を手掛ける。

店名をモト・マタドールへと変更。

 

1995年
ビジネス拡大の為、またバイクショップとしての将来を見据えてtm社とコンタクト開始。

 

1996年    
個人商店から有限会社設立。

日本初となるtmモーターサイクル(96モデル)輸入開始。
フォークはマルゾッキマグナム45、リヤオーリンンスシングル装備。エンデランサーとして250はパワーが強大すぎる為、リードバルブ材質をオリジナルから変更してマイルドな出力特性にデチューン。

125のフィールはスムース&パワフルとそれまでのエンデューロマシンから想像もできない出来のよさに感動する。

 

1997年       
外装がピンクからブルーに変更。マルゾッキ45が50(250)に。125は低速が増強されてマイルドとなったが250は硬質な回転フィール共に強烈なパワーを発揮。また、チャンバーがメヒコからHGSに変更。

 

1998年       
125もフォークがマルゾッキ50に。この年初めて渡辺明氏によってテスト。ワークスマシンそのものの乗り味に オフロードのフェラーリとの評価を受ける。
この評価により、自分自身がtmに対して感じてたtmの評価、認識が正しかった事を確認。
この年の春、ミラノはモンザの“ヴェルティマティー兄弟”より、取引依頼ファックス入電。
ヴェルティマティーに興味があった事もあり5月に工房を訪問。その特徴的な音、フィーリングからマシンの素性の良さはすぐに理解できました。取り扱いたいと願いましたが販売できるマシンは開発中。

 

1999年       
tmモーターサイクルのフレームが“ツインチューブ”と変更&フルチェンジ。
エンジンもフルチェンジされそのマイルドな出力特性は125&250共に今尚ファンが多い。
同じく雑誌テストも絶賛。
特に125は縦置きリードケースとなり実になめらかな出力特性と広いパワーバンドを実現。
同年世界選手権エンデューロにおいてロマン・ミカリックが125にて世界チャンプに。

それを記念してワークスマシンと同装備の125&250(2000モデル)を各10台輸入するも即日完売。
同年その世界チャンピォンのミカリック(tm125)とミカ・アホラ(tm250)が日高エンデューロ参戦(HTDE)。

現役エンデューロ世界チャンピョンが日本のエンデューロレース初参戦という記念すべき年でもあった。

現役世界チャンプ&トップの走りはすざましく、また、美しく、世界の頂点ならではの次元違いの走りを見せてくれた。
この年よりFフォークはパイオリUSD46がオプションとなる。リヤはオーリンス。
個人的には99tm125のマルゾッキマグナム50の組み合わせが一番バランス的に素晴らしい、言いますか好きです。

 

2000年        
当時のtm社マネージャーである故ファビオ・ウルビナッティ氏の紹介、依頼からミラノはモンザ郊外のVOR(ヴェルテマティー・オフロード・レーシング) モトーリ社訪問。そのラインオフしたばかりのVOR試乗から受けた素晴らしさに感動。それはtmに匹敵すると感じてVOR モトーリ社と商談の結果VORモーターサイクル輸入開始。

VORというのは先のヴェルテマティー兄弟が新型を開発する資金を捻出するために従来のマシンの権利をVORモトーリ社に売却。結果、出来上がったのが従来の元祖ヴェルテマティーマシンを市販モデルに進化させたマシン。


tm、VORそれぞれ尊重の為にVORモーターサイクル専門として有限会社VOR・Japan設立。
VOR400エンデューロは渡辺氏のテストによってtmに並ぶ最高峰の評価を受ける。
VORもtmと同じくパイオリUSD46フォーク、リヤはオーリンスシングル。

 

VORは特徴的な“分割フレーム”をもっており、カムギャートレインSOHCはスムース&トルキィーで実に上質&シルキーな回転上昇が特徴でした。


tmはパイオリUSD46が標準。同じくブルースチール(正立)がオプション。リヤはオーリンス。
この2000年モデルのtmは昨年のミカリック&アホラの参戦影響もあって最も販売台数が伸びました。
しかし、250は自体のパワーがありすぎて多くのライダーから“乗りにくい”との評価。
その硬質&強烈なパワーは2002年モデルまで継続。結果tm250の評価がこの年から下がりました。99までの評価が高すぎた反動もあったとも思われる。そのくらい99の出来が良かったのは今尚人気がある事でも判ります。

      
2001年
tm初の4TとしてDOHCヘッドを持つ250マシン発売。また、メインスタンドからサイドスンドに。
この年よりリヤブレーキローターは220mmから240mmと大型化。01の旋回性の高さ、軽さは今尚強烈な印象を覚えています。
また、 モタードモデル発表。
80フルサイズエンデューロも日本にて初発売。
その痛快な乗り味は今尚“欲しいマシン”の筆頭。80に組み合わせたパイオリ正立46ブルースチールフォークとオーリンスとの組み合わせはマシンとしてもサスペンションの組み合わせとしても一つの理想であった。


VORは500にスペシャルカム、シリンダー、ピストンを組み込んだVOR530モタードレーシング発売開始。当時クラブマン誌にて紹介、絶賛され限定10台入荷したVOR530SMRは高価にもかかわらず即日完売。

 

2002年     
tm初のDOHC400マシン発売。
実はこの400こそ隠れた名機と言える。抜群の扱いやすさ、パワーデリバリー、スムースで際限ない加速感&乗車フィールに溜息の世界であった。
01~02の4Tのシャーシとエンジンそしてサスペンションのマッチングはまさに4Tの為と言えるほど素晴らしいマッチング。
また、この年久しぶりに国際レース“アジアインターナショナルエンデューロ”にtm125にて参戦、完走。


VORはツインチューブフレームとフルチェンジ。400、450&530の3モデルとなった。発表に3日間世界中からインポーター、ジャーナリストを向かて大々的な発表試乗会を行う。マシンの出来の良さ、フィーリングの良さから結果世界的な好調を実現する。

 

2003年     
tm4Tに輸入車初エレクトリックスターター装備、同時にキャブレター大型化、ボアストローク変更によって驚異的なパワーアップを実現。初登場モタードSMMはリムオンディスク、片持ちスイングアームとtmならでは個性的マシンでした。
この年より日本ではフロントフォークにオプションとしてオーリンスが選択可能になった。
標準パイオリUSD46、リヤはオーリンス。
2TモデルにVフォース&メッキチャンバー採用。125のトルクフルな特性が印象にあります。
この年は前年と同じく“アジアインターナショナルエンデューロ”にtm80にて参戦、特別賞受賞。

 

VORは世界的に大きな成功と受注を実現したが、デリバリーが開始され、しばらくするとマシンに問題が発生。新しい530エンジンに強度不足が発覚。結果すべての530エンジンにトラブル発生とともにリコール。
最終的にVORモトーリ社破産、清算にともない同じくイタリアの“モンデアル社”に吸収統合されMOR(モンデアル・オフロード・レーシング)社となる。

この年、名手ロマン・ミカリクによってVOR250が世界選手権を走る。あまりにも先進、先鋭的だったためか、結果的に販売は果たせず夢のマシンとなった。

 

アジアインターナショナルエンデューロにおいて韓国ライダーの多さと日本市場縮小の予測から将来的にアジア進出を考えて初訪韓。市場調査開始。

 

2004年        
MOR社となったが結果的にVOR モーターサイクル倒産、結果取扱い、アフターサービスが出来ない為もあって有限会社VOR・Japanと有限会社モト・マタドールを統合、資本増強し株式会社 うえさか貿易と社名、組織を変更し現在に至る。


tm450&530モデル発売。
この年も“アジアインターナショナルエンデューロ”にtm250Fにて参戦するも接触不良という単純なトラブルによってDNF。集中力低下と体力の限界を感じてこの年を最後にレース中止。

ほぼ1年間毎月訪韓を繰り返し、韓国進出を決める。

 

2005年     
フレーム等フルモデルチェンジ、リヤローター245mmと更に大型化。

フロントオーリンスフォーク46から48に。
この年の“アジアインターナショナルエンデューロ”にtmチームエントリー。
また、韓国ソウルにtm輸入&バイク部品商社としての(株)うえさか貿易を設立。実際tm輸入を開始、同時に日本製部品の輸入販売を始める。また、タイのエンデューロチャンピォンよりコンタクト、タイに訪問。その際、tmのタイ進出を打診されるも税金の高さもあり断念。

 

2006年         
tm2Tエンジンモデファイ(新パワーバルブドライブetc)フォークはオーリンスUSD48がOPとなる。
 日本国内の急速な市場縮小対応して韓国に進出したが予想外の不調と文化、常識の違いから韓国に対する失望と嫌気によって撤退を決める。

 

2007年        
tm144モデル発売(MX)を受けて、本社にエンデューロモデルの製作依頼。また、フォークにマルゾッキシバーUSD50が採用。オーリンスはオプション。
日本におけるコンチネンタル販売元およびドイツ、コンチネンタル社の依頼もあってコンチネンタル二輪タイヤの輸入元となる。

 

2008年         
フルチェンジ&アルミフレーム登場。いまだに輸入車においてアルミフレームを使用するのはtmのみ。
フレームのアルミ化に伴いマルゾッキシバーUSD50が標準に。フォークのオーリンスは廃止。リヤの標準はオーリンス。
tm144エンデューロ正式生産開始。この144まさしく日本人が待ちわびたマシンと評価。
また、渡辺明氏のテストからtm4T250に対して最高峰の評価をいただく。

 

2009年

アルミフレーム初代であった08モデルの完成版。08よりフレームはコンパクトに、しなやかになった。(2T)

結果、走破性が向上。

しかし、リーマンショックから販売台数は(96年モデルを除く)最大の落ち込みを記録。

 

2010年         
tm4T250に自社開発&オリジナル電子制御燃料噴射採用。それに伴いエンジン、ギャーボックスもフルチェンジ。250/300の点火システムがデジタル方式に変更。
マルゾッキUSD50に対してオーリンスTTXカートリッジがオプション設定された。リヤはオーリンス。

 

2011年        
125/144エンジン点火にもデジタル化。それに伴い軽量化も実現。サスペンションは2010年に準じる。

 

2012年         
tm社オリジナルシングルショック開発、自社モデルに採用。
同年125ccモデルにTMEES(tm電子制御エキゾーストバルブシステム)採用。このシステムによって脅威の低速、中速性能を実現。

コンチネンタルタイヤ輸入取り扱い中止。

 

2013年    
125に続き tm144にTMEES(tm電子制御エキゾーストバルブシステム)採用。
125クランクケース大幅モデファイ、新クランク&軽量化。
フォークはマルゾッキUSD、カヤバがオプション。リヤはtmショック、オーリンス、オーリンスTTX、ザックス採用。

 

2014年         
日本初のtm250エンデューロ(96モデル)にて弊社主10年ぶりにレース参戦。

20年前のtmの耐久性、信頼性を実戦にて証明。
マシン自体の変更は13からは多くはありませんが細部の熟成が進みました。 
ひさしぶりに2T125.250を試乗車として用意。

 

2015年          
1996年モデルより数えて20周年記念となるtm2015モデル発売を迎える。
リヤにオーリンスシングル、TTXがオプションとなる。フォークはカヤバ、マルゾッキ。
125は全く新設計エンジンとなり、その驚異のトルクは機械式パワーバルブの144をしのぐほどの力感を実現。
2T250/300 もTMEES(tm電子制御エキゾーストバルブシステム)採用。
また、4T250、450、530そして2T250/300にシフトポジションセンサー採用。
全機種フルチェンジ、新レイク角、スイングアーム、リンク、エキゾースト等まさしくtmと弊社の20周年を記念すべく新時代のマシンとなりました。
15tmから受けるなめらかさ、高級感とも例えられるフィールは育ちの良さというか正しく進化した人間の使う道具としてより完成したと言え、同時に将来的には名機と称されるでしょう。

 

また、 250FIがエンデューロ世界選手権を制し世界タイトルを奪取。やはり実際の印象で感じたままの素晴らしさを証明。

 

2016年

250FIはその完成度の高さからエキゾーストの変更のみにとどまったが、2Tは15からさらに変貌を遂げた。

特に回転フィールは一段と軽快になり、125に至ってはtm史上もっともレーシーと感じられるほどスロットルレスポンスが素晴らしくなりました。

144も同じく軽快さがさらに向上。

軽快でありながら圧倒的なスタビリティー、意のままを感じさせる操縦性とともに新時代の幕開けと完成度の高さを同時に感じさせてくれます。しかも、日本にて発売したすべての機種それぞれが素晴らしく味わいが深い。

過去、tmの歴史は名機の歴史でした。しかし、16tmは傑作と例えられる逸品となるでしょう。

 

 

 

尚、tmレーシング社&上記VORの他、カナダAD・BOIVIN社、インドネシア Kart Deli 社等と、得難いお付き合いをいただき弊社のよき経験となっており今日に至っております。

日本における輸入オフロードバイクにおいてtmと弊社の様に“一社が一機種20年”と、言うのは過去にも現在にも類がありません。
この事実がtmの素晴らしさ、優秀性、価値を無言のうちに物語っております。どうか安心してtmをお選びください。
貴方のオフロードライフに安心と安全性、そして本物だけが持ちうる色褪せあい魅力をいつまでもtmが実現いたします。
面白さ!は勿論、言うまでもありません。tmの事なら何でもご相談ください。