tm125について

 

tm125の新エンジンについて弊社の紹介文に間違いがありました。次のように訂正いたしますのでご参照ください。

 

クランクケース水冷について

2012モデルはクランクケース、シリンダー、ヘッド等のすべて構成部品変更、見直しの結果ケース水冷を中止としました。

それは未来に向けて軽量化、コンパクト化、更なる機関の低重心化と軽量化を実現する為です。

それは材質、加工精度等の向上によって達成できました。








画像の従来のシリンダーに比較しても小さくなったシリンダーをご確認ください。

それはヘッドデザイン、ヘッドボルトの数、さらに冷却水全体量減少は軽量化と低い重心を実現しております。冷却水減少はウォーターポンプの駆動ロスの軽減にも寄与。

ただし、冷却水通路、経路の見直しによって冷却効率は向上しました。

 

新横置きリードシステム

“縦置きリードシステム”から”横置き”としました。
それは250/300とおなじサイズにするためです。つまり、サイズアップする事によって効率を上げてトルク&パワーアップを実現するためです。

画像をご覧ください。
tmらしく“削りだし”で製作された一品物のインテークマニホールド+新横置きVフォース。見るからの精度の高さ、力強さを感じられる。


               

 

パワーヴァルヴシステム

tmが新採用した“エレクトリックパワーヴァルヴ”のドリブン側です。




サーボモーターから伸びるコントロールワイヤーの接続部分です。ここにもアルミからの削りだし部品が使われています。いかにも“精緻”を感じさせます。

 

今回、EICMAにてtmの営業サイドからは下記のように新tm125について説明を受けました。

“ボトムからミドルにかけてパワーアップした“

正直言っていつもと同じ答えであり、そのようないつもと同じ印で押したような答えなど期待していない。

もっと具体的な内容を知りたい。125のマシンデリヴァリーは早くて来年1月である。だから自分で試したくても試せないジレンマに正直イライラもある。

 

そんな思いと共に本社に向かう。

 

挨拶しながら早速工場内部を見て回る。

確かに2012モデル125の姿などどこにもない。組みあがったエンジンもわずか数機である。

シリンダーはそこそこの数はあったので新旧の比較写真はとれた。

 

すると3日間のテストを終えたばかりという車両があった。


           

テストに出かけたのはパトリックとの事で彼の工房に出かけて聞くと、“いいね。予定どうりだよ”という回答がやってきた。

身振り手振りを加えて比較した車両のパワーカーブを表現の後にtm125のパワーカーブを右手を使って表現する。

その上げられた手の位置は明らかに“高速”パワーが高かった。また、ボトムとなるスタート位置が高いところから立ち上がって行きました。

“そうさ、最終的にはラップで0.8秒速く走れたね”と、身振りと共に淡々と語ります。

マルコ(マネージャー)はボトムからミドルが・・!と、言っていたよ。

と、たたみ掛ける様にきくと“オールソー、トップエンドパワー”という回答であったのが正直な話です。

 

そう、一般的に“ボトムからミドルにかけてパワーアップした“というのは如何にも素人受けする。また模範的な回答であろう。営業サイドであれば無理はない。

よりパワーアップしたレーシングエンジンを評して“ボトムからミドルにかけてパワーアップした“というのは”tmを知っている人間”にはあまり意味のない話。つまり、一般ライダーの為の回答となる。

そんなエンジンなら“そこら辺に転がっている”

まして低速だけのエンジン、下のないエンジン、上が回らないエンジンだらけです。そんな市販エンジンと比較するのは従来どころか10年前のtmエンジンでも十分以上。

 

自分たちが、tmファンが望むのは、そしてtmに期待するのはtmだけの奔放なパワーであり、湧き上がるトルクであり、さらに突き抜けるような高回転。
レーシングエンジンとは十分なボトム、ミドルに支えられた高回転とパワーを持っているエンジンを指します。そんなボトム、ミドルを元々持っているtm125の新エンジンには圧倒的な極み、高みを期待するのは当然です。

さらに“tmミュージック”を加えたtmワールドに酔いしれたいのです。だから、そんな“酔える”マシンなのか?を知りたいのだ。

パトリックの技術者としての淡々とした語り草。身振り手振りからそれは十分に伝わってきました。

そう、ラップで0.8秒というなら尋常ではない違いなのです。

同じコースにて125と250を比べて。また、125と450を比較しても大きな違いなのです。それが同じ125同士で“ラップ0.8秒”というのはスザマシイ違いです。

面白いマシン、速いマシン、勝つマシンと言うのも確かですがtmを存分に味わうならtm125です。

 

そしてtm新シリーズといいますか、ほかの機種は?

144

144は従来同様の水冷クランク、縦置きリードシステムです。いかにも高精度を感じされる回転音、排気音はライダーの気分を高めてくれます。

更に144ならでは“トルク感”は125の軽快感と共に“コントロールの喜び”をもライダーに教えてくれます。
乗るたびに感じるtmイズムは単純な走りやすさだけではない2Tの楽しさ、奥深さも教えられます。

また、144&150と言うマシンを日本で最も早く発表したのもtmです。それはマシンとしての出来の違いになります。ただでさえ違うレベルにスタートも違う?比較すべきは同じtmです。
愉しいマシン、面白いマシン、乗りやすいマシン、最も日本人に会うマシンtm144.

250/300

愉快であり、痛快であり、優越感を味わうならtm2T250/300です。
他を圧するtmならではの走行性能だけではなく、ただ佇んでいるだけですら圧倒的存在感にオーラすら感じでしょう。

まして息吹いているエンジンからは今や重厚さも感じさせる排気音は凄みすらを感じさせます。速さは言うに及ばず、すべてにおいて余裕を感じさせるマシンとして君臨。

柔なライダーにtm250/300は乗れません。また、乗るべきマシンでもありません。ダートマシンを知る、表現する、体感する。そして完璧に味わう為のマシンです。

 

tm250Fi

新時代のダートバイクでしょう。このマシンを前に2Tだ4Tという議論は過去の話である事を知るでしょう。また、驚異的な安定感を誇るインジェクションシステムはすでに“トラブルフリー”を語れます。

それはtm自社製のスロットルボディー、ミクロテックコンピューターシステム、マレリーセンサー、日本製ワイヤーハーネス、コネクターという世界の超を超える一級品で武装しました。すべて○×製といった安易なシステムとはまるで違います。というか生まれ、育ちの次元が違うのです。

また、Fi専用開発エンジンはシングルと信じられないスムースさとパワーを、さらにフレームが織り成す軽快な操縦安定性能はライダーに驚愕の走破性能を提供。

楽に速さを、楽しさ、面白さを、そしてオールラウンドと言うならtm250Fi。

 

早期予約も残す所あと一月になりました。予想のように125には沢山のお問い合わせをいただいております。

ぜひお早目のご予約をお願いします。